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暇人ジジイ笑って許して♪〜
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暇人ジジイの笑って許して♪〜 NO3
その51
昨夜は中華レストランカニ屋でオヤジとチャンさんと私で酒を飲んでいた。
この二人は不思議な縁と言えば縁。
カニ屋に最初何気なく入り、色々注文しお金を払おうとポケットに手を入れても財布が無い。
よくあることで船内に忘れてきたのである。
カニ屋のオヤジは、私を頭のテッペンからつま先までみるが、首輪、指輪、時計の類はないし、服はヨレヨレ、暫く考え預かっておくものもないなと仕方なしに、解放という無銭飲食が始まりであった。
一方チャンさんだが、彼は同じハーバーに船を係留しているのだが、顔を知ってはいてもあまり話した事はなかった。
このチャンさんとカニ屋のオヤジは学生時代からの遊び仲間で友人であった。
人はどこでどう繋がっているか分からない。
最近、困った事は、私一人がカニ屋に行って飯を食べ酒を飲んで帰っても金を取らない、客だと思っていない事だ。
暇人ジジイは楽しく酒を飲み交わす友がいるのは嬉しい事じゃないかと思うのであった。
かみさん 参戦ありがとう!
笑って許して♪〜
その52
日頃食べる事と酒を飲む事しか書かないので、今日はアカデミックな所を書こう。
ペナンにはUSM(Universiti Sains Malaysia)という広いキャンパスを持った、立派な大学がある。
構内にバスが通り、川が流れ池があり芝生もいたる所にあり、環境は素晴らしい。
私は絵に興味があるので、美術館で展覧会等あると紛れ込んで見に行く。
屋台ばかり専門の私だが、ここのレストランはペナンの街を見下ろし、大きな木の陰のテラスで食事が出来る。
若い人達相手のメニューなので、どこかオシャレに盛り付けもしてある。
学生達が談笑しながら食事している風景を見ると、自分の大学時代を振り返って随分違うものだと感じる。
私の学生時代は学生運動最盛期、騒然とした雰囲気だった。
私は剣道とマージャンに明け暮れ、雀荘をねぐらに道場へ通う毎日、食べ物と言えば、餃子、ジンギスカン、チャーハン、泡盛、高粱酒ばかりだった。
出来れば、若返って、ここUSMに入り、お嬢さん方とロマンスの花を咲かせるような学生時代をやり直してみたいものだ、等と、アカデミックの筈が いつもの色艶ジジイになってしまうのであった。
笑って許して♪〜
その53
スパーマーケットの食堂(フードコートという)で、タイ料理を食べていたら、ブルカを着たオカアサンと女の子、後ろからカートを押してついてくる旦那がいた(宗教関係なく、どこの国でも旦那の役割は同じである)。
ブルカと言うのは、真っ黒の服を全身にかぶり、目だけ出しているが、それも網状になっている(鞍馬天狗の重装備と考えるか、忍者の締りのない服と考えると分かりやすいかな)。
マレーシアはイスラム教国だが、ヒジャブ(こちらはマチコマキを想像すると分かりやすい)が一般的で、ブルカはめったにお目にかかれない。
ブルカのオカアサンは、座って食べる場所探しも大変なのである。
大抵は前が壁と旦那だけ見える席、他人からは見られない席で無いと食べられない。
それも、ベールを脱いだりしてはならない。
ベールの下から、そっと手を差し入れ口に入れるのである。
さて、じゃ飲み物は?
コップを持って口にもっていくのは顎と喉が見えるからダメ、ストローで吸うか、舐めるしかない?
ナルホド、考えたな、、、
自分でも暇人ジジイだと思うが、こういうのは興味深々、ずっと見ていても飽きない。
見ているうちに、イマジネーションが拡がる。
体型が外から全く想像できないから、三段腹でもビヤ樽腹でもドラエモン腹でも気にする必要ないし、暑いからスッポンポンでもいいわけである。
化粧代と服代もかからないし、エコカアチャンではありそうだ。
(そんなに、甘い筈はないだろうな、、、)
学校参観日なんて、子供は教室の後ろに立っている黒服ばかりのカアチャン集団から、自分のカアチャンが見分けつくのだろうか?
皆同じ格好だから、その時だけ目印をつけるか、名札でもぶらさげるのだろうか?
それよりも、旦那は間違って他所のカアチャン連れて帰って事を済ますなんて事故はおこらないのだろうか、、
等、暇人ジジイはデザートにヨーグルトソフトを舐めながら、考えるのだった。
笑って許して♪〜
特にイスラム宗教警察関係の方、(多分日本語分からんとおもうけどね)
その54
浮船遊帆(UFO)の隣は、イギリス人夫婦だが、男の子(オスカー8歳、ジャック5歳位)がいる。
勿論、この桟橋で生まれ育ったと言ってよい。
この夫婦は、自分の船(42ft)は売り、電線のショートで火事になった船(47ft)を安く買い、旦那は2年がかりで修理し住めるようになったので、近くに借りていたアパートを引き払い戻ってきたのである。
オスカーは桟橋から2回は海に落ちているし、ジャックも1回は落ちていると記憶している。
ハーバー長屋のやんちゃ坊主、いつ落ちるか分からないので、みんなが気をつけて見ている。
この夫婦は、若いのにベジタリアンらしく、オスカーに飴玉等食べさせたことが無い。
私は、母親がいない時、呼んで飴玉を口に入れてやり、食ってから行けというと、その後母親から睨まれる事になる。
それでも、子供は正直で、又来るから、今度は食べてからジュースを飲ませばれないようにして帰している。
ハーバー長屋に彼等が戻ってきて、桟橋を走り回り、猫を追いかけまわして賑やかな事になるだろう。
そのうち、新聞紙を丸めてフェンシングを仕込んでやろうと思っている。
もう暫くすると、ここを離れ、海の上を漂う事になり、9月までは戻ってこない。
ちょっとセンチメンタルな気分になる暇人ジジイであった。
という事で、今日は子供向都々逸にしよか、、
笑って許して♪〜
その55
長い間ひとりでヨット生活をしていると、電気、水道、トイレ修理、料理、洗濯、買い物、掃除と、何でもこなし、一家に一人ヨットマンという会の顧問を自認している。
ヨットマンひとりいれば、あれして欲しい、これしてほしいといえば何でもする便利屋なのである。
ハーバー長屋のタイ人クルーのタッチ(名前です)は、息子と同じ位の歳だが、特に料理が旨い。
中でもグリーンカレーは抜群のうまさ、そこらのタイ料理屋台のオバチャンに食わしてやりたいほどである。
ポイントはグリーンカレーペーストをよく炒めココナッツミルクを入れるのと、何と言ってもタイ料理に欠かせないパイマックル(こぶみかん)の葉と、スイートバジルを使う事だろう。
この酸っぱい独特の味、トムヤンクンに欠かせない。
ガン予防薬効成分があり注目されている。
余分な話で、何を書こうとしたのか、、
そう、タッチだが、ハンサムというか今風だとイケメンというのだろう、それにタイ人特有のあの微笑みをするから、おなごさんにもてるし、求められればそこはヨットマンお仕事が丁寧なのであろう。
一家にひとりヨットマン運動も、顧問を自認しているが、お仕事もできないものが出来てくると辞任しなければならないかな、、、
なんて思い悩む暇人ジジイだった。
今夜は激しいおなごさん、、
笑って許して♪〜
その56
信心があまりないゆうほでも、タイ寺院のサウナに行ったり、今日の昼もヒンズー寺院ベジタリアンフードを食べに行ったりする。
ここのベジタリアンフードは完全ベジタリアンで卵さえ使わないし、中華ベジタリアンやら日本の普茶料理の様にxxもどきといった未練がましいものもない。
素材が新鮮な上、さすがにインド、香辛料が豊富で味は変化に富んでいる。
この寺の信者が料理から掃除まで修行としてボランテイアでしていて、食事代も基本的に無料であるが、感謝の気持ちを込め5RM(150円)支払う。
(京都お寺で普茶料理を食べると1万円近い金額で、お寺というより料理屋と名前を変えろよ言いたくなるが、そうすると宗教活動からはずれ税金を取られるのだろう、さすが修行しているだけに色々智慧をだすものである。)
横の部屋では、インド伝統楽器の練習と演奏、若い女性の為の伝統舞踊を教えている。
タイ寺院では、学校へ行けない子供の為の教育やら食事が出来ない人の炊き出しは毎日の宗教活動である。
海外の宗教活動を見ると、日本の宗教関係者は神様、仏様を利用し見世物にしたり博物館にして金儲けしかしないのかと言いたくなる。
昼に意地汚くベジタリアン料理を食べすぎ腹と瞼が重くなって寝てしまった。
昼寝後の色艶専門の暇人ジジイ、たまには辛口で、、
笑って許して♪〜
興味のある方は、下記ウエッブサイトで、
http://www.happycow.net/reviews.php?id=129
http://www.penang-online.com/pages/education-and-a..
その57
5年程前になるだろうか、遊帆(UFO)が浮家でなく元気に動いている時、ランカウイ島を出て、インド洋を2週間一人海の上で寝たり食ったりしながらスリランカのガレという港に着いた。
一日に一度位、貨物船とすれ違う位である。
インド洋上の星はプラネタリウムより多くみえていたのでないだろうか。
毎朝、東から昇るおてんとうさまをみて、夕方はインド洋に沈むので、ジュ〜ンという音をは聞こえないかと思ったり、、
今の時代、飛行機で飛べば直ぐにつくのに、物好きも程があろうと思われるだろう。
実は、私自身もそうは思っているのだが、しかし、何から何まで準備されたパック弁当のような旅行は出来ない。
蓋をあけて、何が起こるか分からない所に、魅力を感じる。
どこか危なそうな、一緒にいると何が起こるかしれないと思わすようなおなごさん、いいね! ドキドキワクワクするね!
なんて、何でも色艶話に変えてしまう暇人ジジイであった。
笑って許して♪〜
その58
昨日は、昼寝が出来ない忙しさだった。
暖かいこの辺りはシロアリが来て、木の中に入り込み、カリカリと音を立てながら木の中をすっかり食べてしまう。
遊帆(UFO)も彼等の攻撃を受け、外の木の所は殆ど食いつくされてしまった。
今回、デッキの下の木材に住みつきカリカリ!
殺生の嫌いな釈迦の様な私でも、こうなると怒っってヒットラー並みの作戦を取る。
先ずは毒の購入に、五金屋(日本語では金物屋)へいき、オバチャンに
「ホワイトアント、シュー!キル!ダイ!」
と、私の英語力はこんなもんなんです。
これでも、オバチャン
「ホワイトアント?」
と訊くから、絵心のある私は、サッサとアリさんの絵を描く。
オバチャン喜び、やっと通じて 買って帰る。
ヘルメットをかぶり、バイクに乗りエンジンを掛け気持ちよく走っていると、前の風避けプラスチックに変なものが張り付いている。
目を前の焦点に合わせると、何と、蜘蛛が!!
流石の私も、10cmも無い所鼻の前の蜘蛛は嬉しくない。
バイクを止め、ヘルメットを叩きながら蜘蛛には降りて頂いた。
今日は全く酷い日だが、ハーバーではパーテイとの回状がくる、
どうせ、飲めればどこでも天国やっと、一息つくのだった。
暇人ジジイの酷い1日
笑って許して♪~
その59
最近タイから働きに来た新人クルーは、上半身裸で船を洗ったりすると、腹から胸にかけ刺青をしているのが見える。
(彼は腹黒族と呼ばれているが決して意地悪い人という意味でなく、そういう種族との事である、念のため)
東南アジアの国々では、刺青タトウーは、御経をいれたり、釈迦を入れたりお守りの様な意味があるようである。
昔の日本人も刺青を入れるのは、そう白眼視されなかったのが、ヤクザ映画のお陰か、刺青=ヤクザという事になり、サウナ等は入れないようで、銭湯へ行っている。
東南アジアは町で気軽にタトウーをしているが、針は刺青程刺さないとはいえ衛生面でどうなのかと思う。
針を刺さない草の汁の様なもので、手に色んな模様を描くのはインド人女性がよくしている。
日本の映画に「緋牡丹お龍」とかいうのがあったそうだが、一度見てみたいものだ。
「サソリ座の女」という歌もあったが、もしそんなおなごさんがいたなら、当然太ももの付け根にサソリが爪を開いて舞っているような図柄かな、、、
カニ、タコとかは図柄に良いが、イソギンチャクはチョットどうかな、、、
なんて、マタマタ暇人ジジイは想像力全開になるのだった。
その60
最近はバイクで走っていると、ドリアンをぶら下げている屋台をみかける(5〜6月が本格的にでてくる)。
前を通ると、ドリアン独特の臭いが漂ってくる。
ホテルでは持ち込み禁止だが、臭いもの好きの私は平気である。
臭いものと言うと、鮒ずし、ゴルゴンゾーラ(ブルーチーズ系)、くさや等あるがどれも大好きである。
他に変わりようのない臭いと味は、旨いと感じたら病みつきになるのだろう。
その代わりに、一度でもダメと思ったものは、いくら奨められても食べる気はしない。
私にも1つそんな料理があるのだ。
それは、韓国料理のホンオフェ(カオリ)というエイ料理である。
結婚式に出される高級料理と言われているが、アンモニアがきつく、口に持っていくまでに目がしみる。
平べったく言うと、おしっこでエイを漬けこんでいるのではないかと思えるぐらいである。
臭いものには又酒がよく合う、鮒ずしに日本酒、ゴルゴンゾーラにワイン、ホンオフェにマッコリという取り合わせである。
しかしながら、ドリアンにアルコール類は胃の中で毒ガスが発生して死亡するので御注意を。
臭いものには蓋というが、蓋をあけてみないと気が済まない暇人ジジイなのである。
笑って許して♪〜
その61
かってフイリッピンをクルージング中、セブ島の近くボホール島という島(チョコレートヒルで有名?)があり、そこにニールというアメリカ人パイロットと友達になった。
そのニールの彼女の娘(メラニー)がミスボホールになった話だが、彼女は普段会っていてもそんなに美人とは思わせない大人しい目立たない娘さんであるが、大勢の前、スポットライトを浴びると、何故か光りだす。
大勢の娘さんの中から、呼び出されミスボホールになった時は、ニールと二人我が娘の様な気になり喜んだものだ。
「姿は作り物」という諺もあるが、スターというのは、中から輝き光を放ってこそスターなんだなと思ったものである。
昔は多少光っていた御同輩、今や光るのは頭位で、スターダスト(星屑)にもならない家のダストとなっては掃きだされるだけか。
等と、世の御同輩になりかわり暇人ジジイはしんみりするのであった。
笑って許して♪〜
お暇な方は下記をクリック
http://ufoboat.sakura.ne.jp/philippin7.htm
その62
ペナン、クイーンズベイ(ペナン島東南部で我がハーバーの近く)に4階建てのショッピングモールがあり、ジャスコとテナントが入っている。
南北800mはありそうなので、雨の日など地下から3階まで歩いて散歩するのにちょうどよい。
最近新しく入ったダイソーとユニクロがあるのだが、エステの店も入っている。
その中の1軒に、足を入れると小さな魚(ドクターフイッシュとかいう)が、足の角質を食べるというのを売りにしている店がある。
この魚、ランカウイ島のダヤン島(Pulau Dayang)の湖(Lake in Maiden Pregnant Island)に沢山いたものだ。
この湖直訳すると、マイデン妊娠の湖となるのだが、ランカウイ島の人には神聖な湖として大事にされてきた。
私はこの湖で足を入れてみたが、沢山のドクターフイッシュが寄ってきて、吸いつき確かに噛んでいる。
話によると、若いスベスベした足より年寄りの足の方が好みらしい。
ひょっとすると水虫がいる方がもっと寄ってくるかも、、
彼等は追従もお世辞も言わないから、どこかで、この魚に出会ったら足を入れて見て魚に足年齢を訊くのはどうだろう?
「足食う魚も好き好き」等と、諺を弄り遊ぶ暇人ジジイだった。
笑って許して♪〜
その63
長い間、「暇人ジジイの笑って許して♪〜」にお付き合いして頂いた皆様に感謝申し上げます。
かってながら、この辺りで一区切りをつけておこうかと思います。
ゆうほは、来週より友人のヨット廻航の手助けにいきます。
場所は香港からマニラ、フイジーからオーストラリアまでの2カ所で、ヨットも違うものです。
笑って許して♪〜
一応、やっと、終わりました。
すぐに、暇人ジジイの笑って許して♪〜 NO.4 を始めます。(もう、いらんなんて言わないでね。)
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