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第124番 YAMAHA29廻航記 2011年4月〜
今年のクルージング
ここペナンに、来られるヨットは増えてきました。
それも大抵は御夫婦で乗ってこられているのは嬉しくもあり、羨ましくもあります。
我が遊帆(UFO)はフローテイングハウスで、住み心地抜群でまだ当分動かすつもりは全くありません。
今年5月に沖縄ーコタキナバルージョホーバルーペナンと言うルートで廻航するカタマランヨットがあり、私もジョホーバル辺りから、乗る事になると思います。
次は、かねてから計画中のYAMAHA29エンジンYS8を大阪ー沖縄ー台湾ー香港ーベトナム沖ージョホーバルーペナンと2か月位で廻航予定です。
モノハル艇でスペースが無い為、殆どセーリングだけで出来るだけ寄港せず、廻航予定です。
となると、貿易風が10月から北東の風に変わるので、この時期になりますが、香港までが黒潮、台風、寒さとの戦いになりそうです。
台湾の壁湖ヨットハーバー
K友人のヨットが1艇、3月19日沖縄を出港し21日石垣島、天候悪く、23日出港 25日台湾最南端壁湖ヨットハーバー着との事でした。
最南端のバシー海峡は難所ですがオートパイロットを壊されながらも無事入港。
1週間悪天候で相棒が時間切れで一旦ここに船を置いて、
4月末に台湾から香港に向かうそうです。
香港は、ロイヤルヨットクラブは環境も悪く、デイズニーランドの隣デイスカバリーベイマリーナかアバデイーンヨットクラブがよいという情報をえています。(係留費目安2500円/日35ftモノハル)
私は台湾の東側は黒潮の流れが強いのと、バシー海峡難所を避けるのと、香港へ向かうと言うコースなので、台湾西側を行く予定です。
泊地情報には台湾壁湖ヨットハーバーはアップしておきました。
Yamaha29ペナン廻送計画
私は、今ペナンにいて、どのようにすればこの船を日本の法律に違反せず、廻送できるか考慮中です。
現在は船検は湖沼限定航行区域で先ずは海に降ろさなければならない。
降ろした時に、取る方法が3つありそうである。
1.沿海航行+装備費用
2.限定沿海航行+装備費用+臨時航行許可(沖縄まで)
3.輸出品(台湾までNon-stopすれば問題は無)
かかる費用を考えると、上から順次安くなるようです。
1.2をとれば、沖縄まではどこに寄港しても問題なさそうであるが、3をとれば、オープン港はOK?(この所は未だ不明)だけになりそうです。
日本から離れるのに頭を悩ますのは毎回のこの事です。
私も15年ほど前に遊帆(UFO)で、各地でお世話になった人々にも会いたいし、寄港したい所も沢山あるのです。
入港するたびに海上保安庁の職員がやってきて、質問に答えなければならない面倒臭さもあります。
ワクワクする楽しい様な、日本の法律を考えると面倒なような複雑な気持ちで過ごしています。
大まかな 距離と廻航ルート
1大阪のマリーナ
2宜野湾マリーナ 26-16.39-89N 127-43.29-11E 650MN
3基隆港 25-10.71N 121-45.071E 350MN
4香港Disney Harbour 22-17.271N 114-01.29E 480MN
5ヴェトナムNHA TRANG 12-12.27-78N 109-12.58-43E 650MN
6マレーシアPuteri Harbour 1-25.04-40N 103-39.23-15E 750MN
7マレーシア Admiral Marina 2-27.926N 101-50.465E 180MN
8ペナン 210MN
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約
total: 3300MN
ノンストップで24時間1日70マイル(平均スピード3ノット)で 50日の航程になるかと思います。
停泊すれば もっと長い日数になるでしょう。
できれば 5を飛ばしたい(寄港しない方がよいかと)と思っています。
日本からのメール
この船のオーナーさんの奥様が体調を崩され入院の必要ありとのメールがあり、計画は中止する方が良いと判断いたしました。
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