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56番 バリでたとこ勝負旅は、やめる 2004年4月更新中
4月1日 今度はインドネシア スマトラ島 メダンへフェリーで入国し、一応バリへ向かい、到着する予定だが、
いつもの様にでたとこ勝負旅で行く。
その為軽装で行きたいのでコンピュータは置いていく。
多分、5月までにはペナンに戻る予定であるのでそれまでは更新できないことになる。
直線距離で2000マイル、道路を通ればもっと長いだろうし、船便もあるかないか分からないので、
体力と根気の問題で、エエ加減な所で戻ってくるかもしれない。
どうなるか分からない面白い旅になるかもしれない。
メダンからバリまで船便は無いような話で、列車はありそうであるがメインはバスになりそうで、長時間
2晩3日等と聞くと、さすがに挫けてしまい取りやめにした。
こういうことはやはり情報無しの方が、勢いがついて良いかも知れない。
Lah3がチェーンの亜鉛メッキの出来る工場を見つけてきてくれたので、同盟軍船団(Isaac,UFO)マトメテ一緒にすれば
運送経費は安上がりになる。
アンカーチェーンは、私の様な怠け者セーラーにかかると、水洗いもしないし乾燥をさせるでもないので、
錆の出放題で細くなり、ウインドラスの巻き取り時に噛んでしまう。
ウインドラスのチェーンの落とし込みの穴を広げたり、チェーンを外れやすくするのに歯を足したりと工夫している。
海外長期クルージングは日本にいる時には必要としなかった、デインギーと船外機とウインドラスが必需品となる。
Lah3は同じハーバーにいるカナダ人の所へ行って、C-Mapの2002年版を手に入れてきてくれる。
早速、同盟軍船団に回してバージョンアップする。
やはり、軍団は心強いものである。
ここのハーバーも、この所どんどんと入港するヨットが増えるばかりで、出て行く船が少ない。
到着時は皆、繋留期間は1週間位と言っていても、そのまま動かなくなってしまう。
私も、同盟軍が到着し、ペナン情報を引継げばプーケットへ向かう積りが腰を据えてしまっている。
一度出ると、スペースがなくなる様な、何か損するような気になるのには我ながらあきれてしまうのである。
今日のメールでカンタンで一緒に修理していたオーストラリア人、Terry&Cherly(Drifter)から、その後の
Cherlyの病状が入る。
腰骨にあった癌が肺にも転移し、今は人工呼吸器で命を繋いでいるが、我慢強いCherlyはそんなに、
苦しがらないそうである。
Terryもずーと付き添っているらしいが、あまりの痛ましい状況に通常の慰めも励ましの言葉も無く返事もできない。
この二人とは2週間位しか一緒にいなかったのだが、二人の年を経た夫婦愛に、感じ入り、羨ましく思ったものである。
若い時代の愛は燃える火の様ようなもので感情の勢いで繋がるのだが、年を経た愛とは心底労わり尊敬し理解しあうと
言う知性も忍耐必要となる難しい愛になるのである。
言葉で書けば簡単だが、実行するのはお互いの深い人間性に関わる事になるので難しいのである。
夫婦とは不思議な関係である。
家族の中で夫婦だけが他人なのである。
親や子や兄弟は血が繋がっていて切っても切れないのである。
又、家族の中で唯一自分が選んだ人で、自分の親も子も兄弟も自分が選んだ訳ではないのである。
その他人同士が、夫、と 妻という役割を受け持ち、子供が出来て、父、母という役割に変わる。
その子供が成人したとき、父と母という役割が終わった時が問題なのである。
再度、始めの夫、妻に戻らなければならないのである。
私の場合、子供に戻るというか我がままなどうしようもないプータロウオヤジになってしまったのである。
ジョージタウンにインドのオッサンばかりのカレー屋と、もう1軒、ニコバル島で1ヶ月程過ごした時に、
1日3度毎日食べたベジタリアンカレーの店がある。
何故か、3日に1度はこのベジタリアンカレーが懐かしく食べたくなるのである。
チャパテイーかプーリーに3種類の野菜だけのカレーをかけて食べる素朴な味のカレーは、食べる度にニコバル島の
掘っ立て小屋の食堂の仲間 ラジャーにボスコ、アントニオ等の純朴な黒い瞳と黒い顔を思い出し、後から彼等が
声をかけてきそうな気がするのである。
いつの日か再度入港し会える日が来るだろう。
行動の自由が無く、あれほど逃げ出したかったニコバル島も、今となっては再度行きたい所となる。
人間の脳は辛かった事や痛い目に会ったことは忘れやすく、暫くすると全てにモヤがかかったようになりその中から
良かった事だけが思い出として残るようになっているのかも知れない。
私の場合は特に忘れやすく、その為に痛い目に何度も会うのである。
この様に、味と思い出が結びついているのは以外と多いのである。
遊帆UFOの横に繋留している40ftモーターボートは、クルーがいていつもメンテナンスをしている。
最近、この船のクーラーの調子が悪いのか、インド人エンジニアーが来て直している。
このオッサンは年の頃は40位で小太りで背があまり高くない。
お友達になって、遊帆UFOの3Way冷蔵庫の調子が悪いので直してもらうが、
どうやら、ガスが抜けているようで、どうしても冷えないのである。
昼下がりにデッキで本を読んでいると、突然ドボーンという誰か飛び込んだ様な音がした。
あまり綺麗でない海に飛び込む奴等いるのかいなと、一応様子を見てみると、このオッサンが
モータボートのスターンに手を掛けしがみついている。
誰か呼べばよいのに、一人で這い上がろうと頑張っている。
海に落ちた事の無い人は、服が水を含んで重くなっていることが分からない。
船もハーバーも意外と足をかけて上がれる所がないので、一人の腕の力だけでは揚がれないのである。
ほっとくわけにもいかないので、オッサンを引き揚げる。
”何で、海に飛び込んだ?”
”船からポンツーンに飛び移ろうと思ったけど、風で船が離れていて、届かなかったのや。”
”ポケットの中も水びたしやから、私のパレオ(腰巻)貸したるから着替えな。”
この辺りは海に落ちても暖かいので問題無い。
私も、一度真冬、琵琶湖でテンダーから引っくり返って、体が凍りそうになったことがある。
その時は焼肉屋でブランデーを半分空けて、テンダーに乗って立ったままもやいを解いていると、
テンダーが桟橋の内側前へ進み、体は後へ、頭からドボーンと落ちてしまった。
一瞬、自分の状況が分からず、上を見ると、水面がありその上に外灯の灯りが見えるのである。
数秒後、自分の状況を理解し、慌てて手をかき、足をばたつかせて水面にあがり、必死に桟橋へ手をかけ
足を伸ばし、ここが勝負所と力を出し桟橋に這い上がった。
這い上がると、猛烈な寒さでズボンも凍りかけるが、船に戻らなければ着替えも無いので、ガタガタ震えながら
テンダーを漕いで船まで帰った経験がある。
この様な状況で自分の体は1時間も持たない。
タイタニックの遭難を経験したようなものである。
今日のマレーシアの新聞に海賊情報があったので不正確かもしれないが、一応書いておく。
3月31日インドコーストガードはインドネシアスマトラAceh Coast 沖合い45マイル付近で
船籍マレーシアKlang港 ”Mayang Sar"が沈んだのを発見、インドネシアクルー11人を救助した。
この船のオーナーはKlang港からインド洋へ向かう途中以前に海賊にハイジャックされたものである事を確認した。
夕食も終わり寝ようと思っていると、メガヨットのスキッパーが、パーテイーを桟橋でやっているから、
飲みに来ないかと声を掛けてくれる。
このヨットのクルー達と私の両隣の船の人とその恋人達、我同盟軍、全部で20人位が、チキンの唐揚げとか、
春巻き、ビーフン等を摘みながら、好きな酒を飲むという気楽なパーテイーである。
ヨーロッパ系ヨットの連中は、声をかけなかったのか、来なかったのか誰も来ていない。
酒もまわった所で、タイ人クルーがバケツをひっくり返し、軽快なリズムを叩き始める。
それに合わせて、ビルマ人クルーが体をくねらせて踊り始める。
こうなると、我同盟軍も黙ってはいない。
まずIsaacが韓国伝統太鼓を持ってきて、打ち始める。
直径50cm程の鼓型胴に両側牛皮を張った面を両手でバチを持って打つ。
バチも一つは先が丸く軽快な音がでて、もう一つはムチのようにしならせて叩く。
満月1日前の月、ひと際輝く金星、遠くに点滅するペナン大橋、舞台装置は完璧である。
Lah3はハーモニカを持ってきて、吹き始める。
即興のリズムとメロデイーと踊りの掛け合いで座が益々盛り上がる。
夜になると、マレーシア人クルーも酒を飲み、女性はマチコ巻きを取って長い黒髪を垂らしている。
アッラーの神様もオヤスミになっているから、大丈夫なのである。
同盟軍のカミサマ方は、マレーシア女性と片言のマレーシア語で話している。
もう、500語位言葉を覚えたそうである。
”オバタサンも、マレー語は面白いから覚えなさいよ。”
と言ってくれるが、最近は物忘れがヒドクて、首を振るだけでもう忘れてしまう有様である。
私は2年近くいながら、マレー語は”テリマカシ(ありがとう)”だけである。
琵琶湖ヨットクラブの仲間が5月20日頃、こちらに遊びに来る計画がある。
皆さん、それぞれ自分のスケジュールの都合があり、各自バラバラである。
ペナンがよいか、プーケットが良いかメールにて相談の結果プーケット希望と言う事で遊帆UFOも再度プーケットへ
回す予定である。
2年前にユキさんと福井さんがランカウイ、プーケット、そこからまた戻ってきてペナンまで一緒にセーリングした
のが最後である。
但し、5月は雨季に入って波もうねり、夜になると、雷を伴なった雨雲がでてきて海は荒れる。
天候さえ良ければ、プーケットからピーピー島までセーリングし近くの島々もアンカーを降ろして遊ぶ事ができる。
そういう点からすると、ペナンよりプーケットの方が面白いだろう。
今夜はヨーロッパ系も参加の各自持ち寄り合同パーテイである。
私は冷やしソーメンを作って持っていく。
30人位集まっただろう。
飲み食いが終ると、歌と踊りである。
Isaacは韓国伝統太鼓を鳴らし、Lah3はハーモニカをふく。
音楽と踊りは世界共通語である。
知らない同志がつかの間同じ時間と空間を共有し、知り合いになる。
又、離れて何処かで再開でもしたら、もう親戚付き合いである。
ヨッテイは、寂しがりやなのに、煩いのが嫌、人恋しいのにべったりはくっつくのは嫌、船が安全に置けて、
水の綺麗な所が良く観光地は嫌、、お金は出来るだけ使わないように生活をする。
この辺りがヨッテイーの共通の心情かもしれない。
韓国伝統太鼓を打ち鳴らすIsaac
ニュースから遠ざかっている私は、イラクで日本人が人質にとられ自衛隊の撤退を要求されたが、
小泉首相の自衛隊を撤退させないという意思を通し、幸いにも人質は解放されたとのニュースが今日の
インターネットで知る事になった。
今から30年も前だろうか、日本赤軍によるハイジャックで法外な身代金と赤軍メンバーの釈放を要求され、
当時の、福田首相は、”人命は地球より重いという”大義名分により全面的に要求を受け入れた。
このハイジャックの成功により、その後度々同じ様な事件が起こったのは誰もが認める所である。
今度の事件の解決が新聞で報道されているような、綺麗事の解決だけではないだろうが、少なくとも、
日本政府の体面を保ちながら解決されたのは、幸運であり、小泉首相の運の強さかもしれない。
開放された理由を素直に受け取るならば、自衛隊の派遣でない方が日本独自の無宗教、金持ちという
特色を生かした援助の仕方があった様に思えるのである。
今からでも、少しずつ民間人援助に切り替える方が、イラクの様なモスリム国家には今後の為には良さそうである。
ランカウイからプーケットへ5月10日位までには、到着しなければならない。
ここペナンでは、デインギーのカバーを作る仕事が残っている。
プーケットで清水の舞台から飛び降りる程の決心で買った高価なデインギーである。
米国製ソンブレラ社のサンフラワーイエローシートを5m、55rm/mを注文した。
Lah3に家庭用ミシンを借りて、来週からは製作にかかる積りである。
このサンフラワーイエローを遊帆UFOの色にしようと考えてメインセールのカバーはこの色を使った。
デインギーに使うと、遠くからでも目立つので少しでも盗難防止効果があるかと思っての選択であるが、
汚れ目が目立つという欠点はある。
新聞紙で直接デインギーに貼り付けて、各部の型を取っていき縫製すると、頭の中では綺麗なものが
出来上がっているが、実際に縫製するとボロがでてくるだろう。
日中は暑いので、朝8時からデインギーの型取りから裁断を始めていると、カナダ人のマイケルがやってくる。
”裁断は、ヒートガンでやれば解れがないよ。ガスと電気があるから貸してあげる。”
”ガスは使いにくいから、電気の方をかしてくれ。”
”電気の方は、チョット調子が悪いんだ。”
横の、エニグマのビルが自分のを貸してくれる。
何度も現場合わせをしながら、ヒートガンで裁断していく。
裁断が終ると、一旦糊で接着して、ミシンで縫製していく。
ミシン目はいがんだり、よれたりと綺麗にはできない。
Issacが、ベルクロ25m巻きを使えと提供してくれる。
ベルクロの接着にSikaflex291が良いと教えてくれる。
この様に、店開きしていると、色んな人が手助けをしてくれてそこそこの物ができるのである。
このヨットハーバーも15艇程が、そのまま動かずにいて既に何日も経ってくると、近所付き合いも
頻繁になってくる。
今日も、家族連れのオーストラリア人が今週の週末に免税の酒とタバコを買いにランカウイまで行ってくれるので
みんな、お金と注文書を渡しお願いする。
私は、マテイニー赤、2本をお願いした。
アンクルクオの奥さんが最近、サルの子供を飼いだした。
向かいの島にいた野生のサルを知人が持ってきたそうである。
ランカウイ島でも海岸にサルが降りてきて餌を探しているのを見る。
この小猿、名前はマイケルというらしく、顔は成る程、マイケルジャクソンに似ている。
このマイケルは、猫が好きらしく直ぐに猫の背中に乗るが、猫の方は別に怒りもせずに遊ばせている。
遊帆UFOにも最近ゲッコウが2匹無断で住みついている。
ゲッコウとは、ヤモリで壁やら天井やらに張り付いて虫を取って食べているようである。
1匹は、体調10cmほどあり、もう1匹は子供である。
ゲッコウの場合、ネズミと違って害はないので住み付いてもらってもよいのだが、時々、足やら背中に
飛びつかれると、ビックリするのである。
ぼちぼち、ペナンを去る時が近づいてきたので、巻き寿司を作ってみる。
一人だと、材料が余ってどうしようもないが、ここだとLar3、Issac,マイケルがいるので巻き寿司10本つくっても
さばける。
しかしながら、材料が卵、キュウリ、干ぴょうと、寂しい限りである。
それでも、皆さん、ウマイと言ってくださる。
作りがいがある。
どうやら、デインギーのカバーも出来たし、ペナンで飲茶、インドカレー、モスリムかあさんの料理、シコシコ麺と、
食べダメもした事だし、プーケットへ向かおうと思うのである。
インナーのジブがサイズが合っていないので、カットして縮めて、ソンブレラ生地をセールカバーに縫製しようと思い立つ。
今なら、Lah3から借りたミシンがあるので、セールの縫製もできるのである。
ジブとインナージブのファーリングセールカバー生地を3.7m注文する。
この所、レージーで通っている私にしては、良く働いている。
ソンブレラ生地を15cmと20cm幅でヒートカッターで裁断し、ジグザグミシンで縫う。
セールも平板でないので、中々難しい。
家庭用ミシンなのでセール生地の重なった所は針が通らない。
それでも、1日かかってインナージブは出来上がった。
クオさんの所の漁師が夕方5時頃取ってきた魚を売っているので干し魚にするのに買う
韓国ではチョギという魚が15匹程で3RMである。
この魚は白身で美味しい魚であるが、有難い事に、ここではどうやら安物の魚になるらしい。
ここで高級魚はラプラプという茶色に斑点があり、顔が三画の海底にいる魚である。
エイとサメも好んで食べられている。
その他、アジ、鰯、コハダの様な魚は安物の部類である。
蛸は食べないのか、市場で売っているのも見た事がないのである。
ジブのセールカバーも何とか縫製が終った。
未だセットしていないので分からない。
これでほぼしなければならない事は終ったように思えるが、ついでにマストの補強をしようと思う。
マストの真ん中でステイを4点に取って、マストのベントを防ぐつもりである。
メインファーラーにした為、真ん中辺りが前にベントする傾向がある。
それを防ぐ為に前に三角型にステイを入れて後向きの力を加えているが、強風になるとメインセールが風を受ける力は
マストを前にベントする力に変わるのである。。
3度もマストを折りたくないので、2重に補強をしていく事にしたのである。
雨季に変わったので、天気が悪い。
西から雨雲が出て雷を伴なった強い風が吹く。
最近は、朝9時半頃にハーバーの向かえの茶室で氷1袋を注文して我同盟軍3艇で分けている。
お陰で、チーズやらハムを保管できるようになったし、何より氷が豊富にあるので、マルガリータを作って
3時頃から飲みだしている。
今までは、氷が無くても平気でいたのに、こうなると冷蔵庫が無いとさびしくなってくるのである。
遊帆UFOには、3WAY(12V、110V,ガス)の冷蔵庫があるのだが、色々と試してみてどうやらアンモニアガスが
漏れているようで、修理しても高くつきそうである。
クオさんがこの冷蔵庫の小型のものを持っているのを思い出して、家庭用の冷蔵庫を私が買うから交換しようと持ちかける。
二人で、クオさんの知り合いの中古ショップへ行く。
適当な冷蔵庫があったので、これにしようと、主人に話すと、
”300RM” と言う事である。
この店の働いている若者がクオさんの近所で育ったらしく、しきりにクオさんに代わって主人に値切っている。
300RMという値段の時に、クオさんと二人で外へ出て行こうとすると、若者が後から呼び止めている。
再度、値段の交渉の結果200RMになったが、私はこれなら良いと思うのに、若者は主人にしきりに怒っているようである。
この値段の時に、再度外に出ると、又、呼び戻される。
それから、30分話し合いの結果180RMになったが、未だ、若者は納得しないようである。
後、30RMは今からこの店の電気メーターを止めるから負けろということらしい。
若者は、椅子に登って、電気メーターをハンマーの様なものでガンと叩くと、メーターだけ止まって電気は使えるように
なったらしい。
結果、交渉成立150RMでOKで、おまけにテーブルにする化粧板を2枚つけて帰ってきたのである。
このハーバーも、とうとう 繋留費を5月から徴収するとの事である。
安ければ、係留費は取ってもらって、施設の改善、保安に責任を持ってもらうほうが良いのである。
去年の6月にオープンして約1年間、無料であったのである。
私は、初めから4月末にここを出て、ランカウイ、プーケットへ向かう積りである。
それまでには、ここの繋留費も幾らか決まり、通達があるだろう。
この季節は午後6時から8時頃の間に必ず雷を伴なった激しい風と雨になる。
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