目次に戻る
前のページ(75番 ペナンでどうするか考える)に戻る

          76番10月のペナン   2005年10月

10月5日 今週からペナンでは、中華系はベジタリアン祭り、モスリム系はラマダンが始まるようである。
      プーケットのベジタリアン祭りは、口に串を刺して町中をねり歩くので有名である。
      毎年、串刺しにした何人かは、病院に運ばれるそうである。
      ペナンでは、その様な光景は見ないが、町の所どころで、九皇帝?と書かれた旗が立てられ
      ベジタリアン料理を作っている。
      モスリム系のラマダンは、朝から夕方まで水も口にしてはいけ無いそうである。
      モスリム色の強いランカウイでは、レストランはお休みになる。
      ペナンでは、今の所その様な感じは無いのである。
      2日程前にインドネシア、バリ島で爆弾テロ事件が起こった。
      何年か前にも、この頃にバリで同じく爆弾テロ事件があり、多数の死傷者がでたが、今回も同様で
      日本人も何人か含まれているらしい。
      バリ島はモスリムは少ないのと、外国観光客が多いので狙われるのである。
      一部過激モスリムのこの様な行動は、主流モスリムからも当然非難され、行き場を失い、益々テロ化し
      最後は消滅していく様に思うが、時間がまだまだ掛かりそうである。
      しかしながら、こうなると、琵琶湖のヨット仲間の11月末のバリ観光旅行が心配である。
      もう、航空券は買ってしまっているが、もし中止するならば、今回に限りキャンセル料は取られないそうである。
      皆さんの意見は、出発までに、もう一度テロ発生しない限り計画通りであるらしい。
      我がドラ娘と友達も、バリ観光旅行を計画していたのだが、こちらはバリに拘っていない。
      美味しい物が食べられて、景色を見ながら甲羅干し、買い物にエステが出来ればよいらしい。
      それなら、ペナンはどうかと言った所、あっさりと”そうするわ”という事で、2〜3泊ホテル付4万円位の
      パック旅行を探し出した様である。
      しきりに、エステの事をメールで聞いてくるが、此方はそんな所に行った事がないので
      ”エステもコースがあって、値段は色々や。それに高い金を出して、エステしても10分もしたら
      元に戻るのと違うか。”
      と、適当に返事をするのである。

      ここJabatan ハーバーの職員も殆どマレー系でモスリムである。
      ”オハヨウゴザイマス。”
      と、日本語で挨拶してくれる。
      ”ラマダンはいつからなの?”
      ”今日朝から始まったよ、来月4日まで、朝から晩までは食べ物は勿論、水もタバコもダメなんだ。”
      ”そう、これを機会に禁煙したらどうかね?”
      ”いや、夜になったらタバコはOKだからね、禁煙できないね。”
      折角の、ラマダンであるから、1ヶ月禁煙にしたら、きっと止められるだろうに。
      マレーシアでは、酒タバコの税金が、最近又上がったそうである。

      ハーバーからハイウエイの高架橋を渡ると、モスリムの人たちが多く住んでいる。
      いつも、氷を買って帰る雑貨屋も昼間はコーヒーショップは開けていない。
      そのかわり日が暮れると、大人も子供も急に元気になるのか、大勢が家からでてくるのである。
      男子供たちは、自転車に乗って走り回り、大きな音のする花火で遊んでいる。
      ここの子供達とは、顔馴染みで私の自転車の周りに寄ってくる。
      花火は打ち上げ花火であったり、ネズミ花火の様に地上を走り回る花火である。
      ”君たち、爆発するのは花火までにしなさいよ、爆弾に興味を持っては駄目よ。”
      と、思わず言いたくなるのである。

      自転車で30分位のジャンブルショッピングモールに行く。
      地下はスーパー、マーケット、上はテナントで色んな店が出ている。
      今はラマダン中なので、日暮れ前から、客がぞろぞろと出てくる。
      前の広場には、モスリムのその日のラマダンあけの食事が数多く売られている。
      モスリムの人々はこれを買って帰って食べるようである。
      日本は、有料トイレはなかなか無いが、日本以外では、有料トイレが殆どである。
      ここも、トイレの前に机を置いて、真知子巻きのマレー系の太鼓腹のオバチャンがでんと座っている。
      入場時に20セント(6円)を支払って中に入れてもらえるのである。
      お金を取るだけあって、清潔ではあるが、設備は良くない。
      大きい方のトイレは、水道のホースがあるだけで、紙はないのである。
      要するに、お尻は洗う習慣なのである。
      所がこのホースが短くて、便器まで届かない。
      結局、お尻の方をホースの所へ持っていくしかないのだが、ここで洗うとズボンまで濡れてしまう。
      水の出る角度を変えたりしながら、結局はズボンも濡れててしまうのである。
      皆さん、どういうスタイルで処理をしているのか、見学したいものである。

      最近、新たに麺の旨い店を見つけた。
      普通の民家の自宅庭に、屋台を出し夕方だけ、商売をしている。
      6時ごろに行くと、狭い庭に即席テーブルを4個、前の道路に4個出しているが、既に満席である。
      加えて、持ち帰りの客がいるので、注文しても30分は順番が回ってこない。
      こんなに、流行るなら規模を拡大するとか、新たにチェーン店を出すとか考えるのが日本人なら
      普通の様に思われるが、中国人の場合は頑固に自分のスタイルを通しているように見える。
      沢山の客が待っていようと、オッサンは黙々と1パイずつ丁寧に作っている。
      この麺の名前は伊府麺といい、揚げ麺に、スープをかけたものである。
      この伊府麺は、どこの屋台でもあるのだが、成る程、味が違うのである。
      揚げ麺の香ばしい味に、スープのうまさが加わり、時間が経つに従って、麺が柔らかくなるのだが、
      その食感の違いが又何ともいえない美味しさになっている。
      オバチャンは、私の顔をもう覚えてくれているので、何も言わなくても、大盛りで出てくる。
      これ1パイが2.7RM(90円)の安さで、出来れば日本に持って帰って皆に食べさせたい位である。

      毎日、食べ物の事ばかりになるが現在ペナンのハーバーに舫ってしまうと、電気、水道に不便のない、
      文化的生活から離れられなくなる。
      おまけに、係留費が安いのと、ペナンに美味しい食べ物があるという条件が揃うと、今の所動く気が
      しないのである。
      今日も、昼飯を食べに行きつけのUSM(モスリム総合大学)前の中華バイキングレストラン(”経済飯”
      名前通り大変経済的な飯で分かりやすい名前である)へ行く。
      20種類位の料理をパッドにいれてあるので、そこから御飯の上に好きな料理を盛っていく。
      私の場合、ここで、栄養のバランスをとっておこうと、6種類くらい皿に盛る。
      計算専門のオバチャンは、スプーンで上を退けて、下に隠れているおかずも見て、どういう基準かはしらないが、
      パッと値段を決めてくれる。
      どちらにしても、4〜5RMの範囲である。
      昼時は、前のモスリム大学から、沢山の学生が出てきて、あたかも学生食堂のようである。
      そこで、私は何だか変だな、と考えるのである。
      学生達は全部ではないが、大部分がモスリム系の学生の筈である。
      その証拠に、大学に入っていく女子学生は殆どが真知子巻きである。
      所が、ここに入ってくる学生は、皆真知子巻きでないのである。
      よく見ると、髪がスカーフで巻いていた様な感じがするので、きっと、昼食時はスカーフを
      外してきているのではないだろうか。
      又、真知子巻きの女性は、果物とか、菓子を買って袋の中にいれているので、どこかでこっそりと
      食べているに違いない。
      今は、ラマダン中で、日の出ている間は、水さえ口にできないという厳しい戒律があるのである。
      無宗教の私は、その方が、自然で人間らしくて良いんじゃないのといいたくなるのである。
      今日の、夕方、東側、ペナン大橋を跨いで、大きな完璧な半円の虹を見た。
      こんなに、完全な円の虹はめったに見ることが出来ない。
      明日は、何か良い事があるのかも。
 
      最近地元の中華系友人が出来て、彼の案内で自宅を訪問する。
      日本の基準で行くと、3LDKという16階建ての集合コンドミニアムで広さは50u位か。
      価格は、日本円で500万円程らしい。
      プールとサウナがついていて、住民はフリーで使用できるとの事である。
      私は、友人という事で1日3RMでOKという話でまとまった。
      今は、耳の具合が悪く、医者から、耳に水を入れないようにとの注意を受けているので、
      プールは、耳が完治してからにして、私の好きなサウナを利用できるのがうれしい。
      場所も、ヨットハーバーから歩いて行けるほど近くである。
      係留費は、まあまあ安くインターネットが接続できて、食べ物は旨い所が豊富、サウナはある。
      これで、三役揃いである。
      益々、ここから離れにくくなる状況である。
      今日も、旨い福建麺を食べさせる店を見つけたのである。
      この店は、蝦の出汁を採っているので、スープ味が大変旨いのである。
 
      ここJabatanハーバーは出入りが少ないハーバーであるが、昨日1艇出て行ったのに気がつくと、
      今日、もう、1艇入港してきた。
      この夫婦も4ヶ月の女の赤ちゃんがいる。
      ここのハーバーは赤ちゃん、子供連れの船が6艇と多くなった。
      大きなカタマランヨットの小学生前位の男の子兄弟は、夕方にバドミントンの遊び相手である。
      7〜8歳の女の子は、チョコレートでてなづけている。
      遊帆UFOの近くに、奥さんがベジタリアンを自称している夫婦がいるが、ここの女の赤ちゃんは未だ3ヶ月位である。
      しかし、非常に小さく弱々しいのが気になっている。
      時々、前を通る時は、覗いて見るが、いつもうつろな目をして泣き声も弱いのである。
      母親がベジタリアンの為に、赤ちゃんまで弱々しいのではないかと心配になってくる。
      我、孫も最近は、しっかり歩いて、少し喋るようになっていて、早く帰って一緒に遊びたいという考えである。
      夫婦もんに子供、赤ちゃん連れのヨットが多い中で、私と、デンマーク人のイメイルが、シングルハンドである。
      彼は、私より年上で、どこからか色んなものを集めてきて船に積んでいる。
      琵琶湖のヨットクラブにもこの様に色んなものを溜め込む面白い人がいたが、よく似ているのである。
      彼の、コンピュータにC-Mapをインストールして、GPSを接続するのを手伝った。
      GPSは台湾製でHAICOM HI-204E という型番であり、価格は1万円程だそうである。
      USBで接続できるのと、ケーブルが長いので、アンテナ(5px5cm)を船外に出す事が出来る。
      信号受信感度も私の持っているカードタイプより良く今度買うときはこれにしたい。
      今日は、私の自転車のペダルのベアリングが傷んでいるのを、彼がどこからか調達してきた(全て片方だけで
      拾ってきたものであろう)、ペダルをみせて、どれが良いか選べという。
      今ついているのと似たのを選ぶと、取り替えてくれた。
      バドミントンの遊び相手子供のオトウチャンは、アメリカ人でこの人は電気関係に強い。
      ソーラーパネルコントローラーのオーバーチャージ防止機能が作動しないというと、修理してくれるのである。
      ヨットマンはそれぞれ得意分野があって、分からない事等、聞くと手助けしてくれるのである。
      私は、別に特殊技能も取柄も無いので、ペナン情報通という事にしている。

      いよいよ10月も最後の日となった。
      モスリムはラマダン(断食)から、ハリラヤ(断食明け)になるらしく、ここのハーバーでも、来月の8日に
      メガヨットのマレーシア人オーナーがスポンサーで、パーテイという情報が流れる。
      我々、貧乏ヨットマンにとっては、嬉しいニュースである。
      ハリラヤになると、お互い、お菓子等を交換し合う習慣らしい。
      中華系の盆の時は、月餅饅頭を交換するが、これに比べると、ハリラヤのお菓子は十分の一位の値段である。
      スーパーに行くと、プラスチックにいれて売っている。
      ハーバーの近くに、1年前位から、マレー系海鮮料理の店(掘っ立て小屋)が五軒程並んでできていた。
      最近、土曜日、日曜日になると、モスリム系の家族連れで繁盛している。
      かっては、時々食べに行っていたのだが、ビールを持ち込んで飲んでいると、店のオーナーが
      文句を言いに来たので、以後行かなくなってしまった。
      中華系のレストランはビールでも売っているので、夜は中華系を選ぶ事になるのである。

      月の変わり目の為、ここのハーバーも出て行く船が4艇もいて、久しぶりに風通しが良くなった。
      近くのTESCOという大型スーパーに扇風機を買いに行く。
      タイにもある大型スーパーチェーン店で、広い敷地にゆったりとした売り場である。
      このハーバーの南側にも来年ジャスコがオープン予定で建設中である。こちらは敷地面積も広く、
      4〜5階建てで、自動車駐車場も大きくとっている。
      私には、便利になって有り難いが、こんなにスーパーが出来て共倒れしないのかと、いらぬ心配をする。
      ジョージタウンの方に、ガーニープラザ、コムター、ガマ(旧ヤオハン)、Tesco,ジャンブル、マクロとある。
      ここに、ジャスコが参入である。
      扇風機は49RM(1500円)程であるが、中身を点検すると、梱包を解かなくてはならない。
      そうすると、自転車では運びにくいのでそのまま買って帰る。
      カスタマーサービスカウンターで、もし、問題あるときはどうするのか、聞くと、
      ”レシートと一緒に、持ってきてください。7日以内は交換します。”
      との事である。
      持ってかえって、組み立て始めると、何と、羽根のカバーが前面分だけしかない。
      勿論、前面だけでは、カバーは出来ないので、今は、羽根が剥きだしで回っている有様である。
      剥きだしなので、羽根のバランスが合っていないのがよく分かる。
      というのも、回転しながら、首が軽く振動しているからである。
      おまけに、時々自分勝手に休む面白い扇風機である。
      これを意図的に作ろうと思うと、かなり高度なテクニックがいるのではないか。
      日本の商品では、考えられないミスである。
      扇風機を買って帰りに、健康マッサージ肩たたき椅子を展示しているのを、冷かしに行く。
      メーカー名はオガワ何とか書いてある。
      ”ニイチャン、これは、ほんまに日本製か?”
      ”この安い方は(8万円位)違いますけど、あの高いのは(50万円程)本当に日本産です。”
      と、威張っている。
      ”誰が、そんな高いもんかうんや。けれど、オガワなんて会社、日本では聞いた事がないな。”
      何でも、日本産だと、品質良しという有り難いイメージが定着しているようで、T−シャツなんかでも
      訳の分からない日本語が書いてあったりするのである。
      この間も、焼き海苔を買うのに、”たかしの海苔”と日本語で書いてあって、メガネをかけたニイチャンの写真
      付きである。
      顔は中国人の様に思えるが、日本語で”たかし”と書いてあるので、まあ、大丈夫だろうと買って帰り、
      封を切って食べてみると味はないは、1袋4枚しかはいってないわ、ひどいもんである。
      しかし、この風潮は、日本人の尻尾をつけている私としては悪い気はしないのである。     

      時々勝手に休む扇風機は、3時間程回していると、永久に休んでしまった。
      もう一度、買ったスーパーTESCOに持っていって交換してもらう。
      懲りたので、10RM(300円)高いがPANASONIC(勿論Malaysia産)に変更する。
      持ってかえって、蓋を開けると梱包からして違うのである。
      組み立てて回してみると、首も振らずスムースな回転をしている。
      成る程、日本産が好まれるのも一理あると関心するのであった。
      日本産は高いが、品質は良いというイメージは続けて行ってもらいたいものである。
      日本産は高いというのだけ、残って品質は良いというのがすり落ちると困った事になるだろう。
      私も、日本産というのを、どこかに書いて歩くとひょっとして若い女性にもてるかなと、
      思うのであるが、そういう御利益にあった事がないのである。
      人の場合は、金持ちで御人好しというイメージの様である。

11月3日 マレーシアではラマダン明けでハリラヤという、お正月と盆を一緒にしたような行事を行うようである。
      ここのハーバースタッフ、シャリフが昨日自分の家へ招待してくれた。
      ”シャリフ、家はどこや?”
      ”Tescoの近くのアパートでA−41−??。明日料理を作って待っている。”
      と言いながら、私の手のひらにボールペンで家の番号を書いてくれる。
      私は、耳の調子が悪くなってから喉も痛くなって、鼻水はでるは頭は痛いはという有様で行かなかった。
      今日の午後、横のスエーデン人のヨッテイがシャリフからのプレゼントだと言ってお菓子を届けてくれる。
      ラマダン明けの昨日から、夜は明け方まで花火を鳴らしていた。
      日本企業が金を出し合ってこの時期に、日本の打ち上げ花火を、打ち上げたら随分と良いイメージになるであろう。
      ハリラヤが始まった今日は、誰でも招待するのが、習慣のようである。
      今日から1週間はお祭りで仕事はしないようである。
      中華系は仕事をしているが、敬意を表して今日は殆ど休みである。
      最近、面白いことに気がついた。
      というのも、マレーシアには中華系(特に福建)の人達が多く移民している。
      彼らは、家で話をするのは福建語である。
      一緒に、レストランに行っても、メニューを殆ど見ないし、町の看板を見ても、どうも漢字を読めない様である。
      思い切って聞いてみると、福建語は文字が無い、と言うのである。
      一寸、信じられないが、マレーシアの中華系は北京語は読めないのかもしれない。
      私の方が、漢字を見ると何か想像は付くので分かりやすいという変な事になっている。

      この頃は自炊をするより食べに行く方が安くて美味いと思うので今晩も中華レストランに行く。
      この間、携帯電話を買って以後付き合いのあるフィリップの隣の店である。
      魚の切り身のスチームと、鶏、野菜と御飯にお茶2杯と相変わらず沢山食べて、計算してくれと、
      オネエチャンに言うと、暫くしてレシートを持ってくる。
      レシートは35RMとあり、珍しく沢山贅沢に食べたなと、思いながら財布を出そうと、ポケットを探るとないのである。
      ”あれ?ネエチャン、財布が無い。多分忘れてきた。”
      ”中の、主人に話してください。”
      ”そりゃそうだ。オネエチャンに話されても困るわな。”
      と、店の主人に事情を話すると、胡散臭そうに私の腕を見る。
      私は、身につけているものと言えば、ステテコみたいなズボンと、Yシャツだけで、パンツもはいていないし、
      まして、腕時計も指輪も首輪も金目の物は何も無い有様である。
      主人が考えていると、中からコックのニイチャンが、
      ”この人、隣のフィリップと来てた人や。”と言うような話の内容のようで、しきりとフィリップの名前が出てくる。
      主人は、態度が変わって、私は明日金を持ってくるという事で無罪放免である。
      たまたま、入ったところがフィリップの店の隣だから良かったが、初めての店であれば困った事になっていただろう。
      この頃は本当に物忘れがひどい状態であるが、この場合は財布をなくしたのではないので良かったが、
      恥をかくのであった。

      暇に任せて、GoogleでGPS HAICOM HI−204EUSBを検索した。
      http://www.ja-gps.com.au/gps-haicom-204.html
      このURLは、商品販売サイトの様である。
      Haicom の会社を見てみると、HI−204E USB の防水を強固にした様な製品も出ていた。
      隣のデンマーク人ヨッテイ イメールのGPSは、HI−204E USB対応で、デバイスにUSBドライバーを
      登録し、 CーMAP上で動作確認はしたのである。
      Haicom会社の製品案内には、特許をとってある様な事を書いてあるので、台湾産と書かれていても
      台湾では、売っていないのであろう。

次のページ(77番ペナン観光とバリ島観光)へ行く。