第109番 ペナン風景2 2009年11月
ハロウイン(Halloween)
昨日はハロウイン(10月31)らしい。
日本人には馴染みがないが、キリスト教圏では子供達が魔女やらお化けに仮装する。
ジャスコの入り口に舞台が作られて、一般人の参加26名程が客を怖がらせる。
その後、抽選で賞品が貰えるが、ハズレは何か芸をしなければならない。
皆さん衣装もメイクも凝っている。
恐ろしい格好をした後は、軽快なリズムでダンスを踊る。
私は中でもこの天使とキョンヒ―が気にいった。
天使はデイスコダンスで皆から拍手喝采をもらい、キョンヒ―は服が紙で張子の為か動けないらしい。
が、それでも懸命に踊る姿はかわいい。
以前にも書いたがマレーシア人は遊びが好きでどこか気持にゆとりがある。
薬草サウナU
場所はマレーシア半島側 淡文TAMBUNという所にある中華系お寺にある。
写真左;男女のスチーム部屋の入り口の中央には仏像らしきものが3体あり、線香を供えお布施に3RMを自主的に箱に入れる。
写真中:東西南北に4つの顔を持ち4人分の手(8本)に仏具を持った神様が祀られていて、回りながら線香を供え健康のお願をする。
写真右:何の変哲もない薬草のようだが高血圧に効くという事で毎朝3枚程を洗って食べている。
味は苦い、薬だと覚悟しなければ食べられない。
そのせいか、2週間続けた結果は血圧は正常値に近くなってきた。
裏に大きな釜があり、中に薬草(レモングラス、ハッカ等)を入れてスチームを部屋に送る。
この建物の横に、男女別々のマッサージ室があり、タイのオバチャン、オジサンがタイ式マッサージをしてくれる。
1時間20RMで気持ちよくウトウトすると、ツボを抑えられて目が覚めたり、タイのオバチャンの大きな笑い声で目が覚めたりする。
ここには飲み物が2種類セルフサービスで1RM自主的に箱に入れる。
一つは黒豆茶、もう一つは生姜茶である。
京都の宇治のお寺で日本最古の風呂というのを見たが、これと同じ木造でスチームサウナだった。
風呂の起源は病気治療の為だったのであろう。
もうひとつPETANQ遊び?
以前に足と頭で竹のボールを相手のコートに落とせば勝ちというサッカーバレーボール、タックローを紹介した。
今日は、PETANQ という金属の玉を投げる遊びである。
マレーシア人は遊びが好きな民族の様で、ここで言う遊ぶ人も子供ではなく大人である。
遊び方だが、砂利、砂地等5mもあれば十分な広さである。
最初に砂地に円を書いて目標となる小ぶりの木の玉を投げる。
次に順番にその球に近づくように投げていく単純な遊びである。
一番近くの玉を弾こうと投げているので、アイスカーリングとかいう、氷の上を箒で掃いている競技とルールが似ているのだろう。
ルールが分らないとサッパリ面白くないのだが、観戦しているニイチャンに聞いても、英語がよく喋れないのと、こちらがよく聞き取れないのではっきり分からずしまいである。
1人、2人組、3人組でも競技ができるらしい。
という、いい加減なレポートになってしまったが、大人のビー玉遊びと考えてもらえばよいのではないだろうか。
こういう遊び凝りだすとビー玉と同じで面白いと思うのである。
写真右:投げる球
写真中央:投げた後、みんなで結果検討中、
写真左:競技している所
怪しげな日本語
海外で見る日本語は時々意味不明、しばらく立ち止まってじっと考えてしまう事がよくあります。
今日も、店の名前で「こずいい」、「しゆき」とひらがなで書かれている店がありました。
「こずいい」の店は女性用の化粧品とまでいかないモノを販売している様です。
この意味はどうやら、気持ちいいという言葉を間違ったのかな、と想像したりして楽しんでいます。
「しゆき」の店は日本女性の名前「ゆき」にそれだけでは芸がないと思ったのか「し」を付けたようです。
この店は日本人形らしきもの、唐傘らしきもの、顔パックが温泉卵エキス入り、その他化粧品も怪しげな日本語の説明文字が並びます。
私が読んでも意味がよくわからないのですが、ひらがな、カタカナ、漢字が並んでいると、いかにも日本商品の様に見えますが、商品は中国製品でした。
T-シャツの背中に、書いてある日本語も恥ずかしい言葉、或いは笑ってしまいそうな言葉が使われていたりします。
この反対のような事は日本では無いのかなと考えてしまいます。
怪しげな店
ペナンで一番大きなショッピングセンターといえば、ガーニープラザという7階建てショッピングモールです。
スーパー、レストラン、衣料品店、エステ、電気製品、映画館と何でもあります。
ここはモスリムの国ですから、女性の肌を見せるのは禁止、豚、犬は嫌われ者で、人形でさえ、店の隅で小さくなっています。
こういう環境にもかかわらず、去年小さな屋台店ながら、何と大人のおもちゃの店がオープンされました。
が、私の予想通り1カ月位でイスラム宗教警察の手入れがあったのでしょう、閉鎖に追い込まれたようでした。
暇な私は買い物が無くてもガーニーに行って見学しながら歩き回るのが趣味です。
昨日、3階のエスカレータ付近に又堂々と大人のおもちゃの店がオープンしているではありませんか。
店員は若い女性が一人だけです。
人形の店でもそうですが、豚と犬を堂々と置いていたりすると、何故か嬉しくなります。
(イスラム教では豚と犬は食べる事も触る事も不浄なものとされています)
善悪は別にして、厳しい逆境にめげず頑張っているという事に応援したくなるのは私が臍曲がりな為でしょうか?
最近はモスリムの象徴である頭のスカーフ(私はマチコ巻とよんでいます)をしている女性が極端に減り、生足にショートパンツで臍出しルックまではいいのですが、日本女性の様に堂々としているのではなく、上のT-シャツを下へ引っ張りながら歩いている姿をよく見かけるようになりました。
女性の力でモスリムの姿も変わらざるをえないというのが私の持論です。
国際免許について
私は自動車と船の2つの免許を持っている。
自動車の免許は若い頃に取得した普通自動車免許でしたので、自動2輪まで乗れるものだった。
私は海外にいる時が多く、普通免許の5年毎の更新日に行けない時があった。
そのまま更新も忘れて気がつくと有効期限が切れている。
警察に行っても、あなたが帰国して1カ月以内なら更新できますが、その期日を過ぎれば無効ですとの事である。
それじゃ、どうすればよいのですかと聞くと、試験を受け直してくださいとの事。
それからは高い試験費用を払って4〜5回も落とされるのに腹が立って試験管に怒る事になった。
「免許というのは有効期間で資格がなくなるというのはどういう事か説明してください。同じ人間がある日(1カ月)を境に資格がなくなると何故決められるのか?」
半分、屁理屈、半分嫌味、半分本気を言うのであった。
そして次の時にATに限る普通免許取得となったのである。
もうひとつ免許で納得のいかないのは、国際免許である。
申請して手数料を支払い、有効期間は1年。
これも何故1年しか効き目が無いのか?
全く、部屋の消臭剤みたいなのである。
短期で海外に行かれる人はそれで十分でしょうが、私などは毎年警察まで行き、高額な手数料を支払い有り難く頂戴せねばならないのか未だに分からない。
更新したからと言って手数料を払うだけの事である。
悪くとれば全て更新料が欲しくて制度を作っているのではないかと思えるのである。
許認可権限を持った警察が大義名分(交通安全)の制度を利用すれば取り放題となり、警察関係の仕事確保になくてはならない制度となり、我々はそれを支える為に利用されているというのは言い過ぎなのでしょうか?
船の免許は10年であるが更新をしなくても資格はそのままあると聞いている。
これは納得できる話である。
数日後に一時帰国(11月20日)
寒い日本に慣れようと、船内エアコンを26度に設定した所寒くて毛布をかける有様、こんな事で大丈夫かな?
寝る食べる自由もなくなると、気は重くなるばかり。
そこで考えました。
琵琶湖でヨット仲間と鍋パーテイ、京都西山の竹山隠れ家で焚火しながらピザパーテイをしようかな。
インターネット接続が問題です。
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