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2015年 都々逸日記 その1
嵐山徒然
帰国して毎朝夜明けに西芳寺華厳川の上流へ散歩するのが日課ですが、川のせせらぎの音、木々の新鮮な空気とエネルギーを得て何でもないが気持ちの良い日々を過ごしています。
オーストラリアからバリ島迄ヨットの回航は9/12位からスタートする事で航空券も手配をしました。
8/27に先行してペナンに戻り、8/31のマレーシア剣道大会を応援を兼ね見に行くつもりです。
ペナン剣道同好会からは5人1チームで2チームが試合にでます(5人の内1人は女性でなければなりません)。
8月は琵琶湖で近江牛と若鮎をヨットの上で食べ、神戸で大学剣道部の呑み会と練習、その後は阿波踊り都志の高田屋嘉兵衛祭り参加等あり、忙しいが嬉しい事である。
ジジイと孫の騙し合いイクジジイ日記
本来なら、明日からペナンへ、その後バリ島からダーウインへ行き、ヨットの回航手助けにいく予定であったのを全てキャンセルし、孫の面倒を見ることになってしまった。
娘は11月始め出産予定が、早産の危険性あり、今日入院となった。
男孫は10月で2歳、今は一番母親にしつこい時である。
この孫と、これから2ヶ月程、騙し合いをしなければならない。
・「め!」と言われりゃ 好きにはなれぬ
かあちゃんいなけりゃ しょうがにゃい・・・ゆうほ
浮草都々逸1
オーストラリアダーウインからバリ島迄、1000マイル、10日間海の上でした。
今回もイルカと出逢い一緒に走りました。
・惚れたお前が いるところなら
のっておぼれて 悔いはせぬ・・・ゆうほ
いるかと遊ぶ動画
ヒンズー神々の住むウブド
日本の農村に来たような、田んぼが見えてカエルが鳴き鳥の声が聞こえる。
かなり高地にあるのでエアコンは無くても涼しい。
イスラム教ではないので、レストランでも酒と豚肉料理は注文出来る。
夜はバリ舞踊の見学。
バリ舞踏動画
ウブドの新月祭
ヒンズー教の町ウブドでは、新月と満月の日に綺麗に着飾り化粧をし神輿を担いでお寺に御参りに行く。
小さい子供から御老人まで参加している。
若い女性は神々しく見える。
ウブド新月祭動画
渋柿都々逸
毎年親戚から渋柿が送られてくる。
ダンボール箱に風穴を開け虫除けネットを張って一応完成。
渋柿は皮を剥き、熱湯にサッとくぐらしヘタのところを紐で結び箱に入れ吊るしていく。
これが仲々美味なんです。
・くえぬ君さえ ひとかわむけりゃ
ほどよい甘さが くせになる・・・ゆうほ
わたち都々逸
わたちは あかちゃん。
なまえはまだない。
「おんなのこや! 綺麗な顔してる」
等と、贔屓目で嬉しそうに 写真を撮っているハゲジジイが私のジジイらしい。
かあちゃんに似てハナベチャ、とうちゃんに似てたら鼻筋通ってもっと美人だったのに、、、
ジジイと違ってまだまだ先が長いから、そのうち鼻も高くなるやろ、、、
お初の挨拶代わりに、チョットサービスに泣いてやるか、、
・はながひくけりゃ 皆手が届く
御室桜の うけのよさ・・・ゆうほ
森嘉豆腐
嵐山は小雨に煙っている。
観光客の多い渡月橋より北へ清涼寺を右に曲がったところにある森嘉豆腐屋がある。
親戚のお土産に買いにきたのだが、私は飛龍頭(ひろうす)と厚揚が好き。
京都は魚も肉もうまくないが、豆腐は水が良いためか、町の豆腐屋さんでもうまい。
又生湯葉も乙な味である。
そういえば、生麩の皮で中に餡を包んだ中村軒(桂離宮の前)も、好物である。
ペナン剣道同好会試合
10月18日にシンガポールで試合があったらしく、yutubeに録画されたものを送ってきた。
相手は二刀流で、多分初めての二刀流との対戦だったのだろう、一本負けになってしまった。
勝つより負けて学ぶ事の方が多いのが剣道の試合、年末にはKakuya Cupというのがあるらしく9人の参加希望者があった。
私も早くペナンに戻りみんなと一緒に練習したいものである。
Mr.Lau 対 oliver(二刀流)の試合の動画
めぐりあい都々逸
嵐山雨。
dビデオで久しぶりに昔のビデオを見直している。
私の一番の気に入りは「カサブランカ」、もう、50回以上はみてるかな、、
同じ題名で「めぐりあい」デボラカーの昔のものと、新作ショートービデオがあった。
ショートビデオは全く言語は無し、コーヒーショップに置いてある、テイッシュにメッセージを書く所から話は始まる10分位のものだった。
どちらも、見終わって爽やかな感じ、感謝!
・赤い糸だと 思っていたに
蜘蛛の糸では ありゃせんか・・・ゆうほ
風呂屋都々逸
京都は水が良いので、スーパー銭湯より町の風呂屋さんの方が気持ちが良い。
私が行くお風呂屋さんは、お客さんで組織された「桂湯を応援する会」というのがある。
番台にいるおかみさんは愛想が良く、趣味も良く手作り時計があちらこちらにかけてある。
久しぶりに行くと、天井の格子にお客が「ゆ」という字を題に書かれたもの、貼り絵のようなもの等、様々なアイデアで作られたものが貼ってあっておもしろい。
写真を撮ってくるのを忘れたが、アルバムにアップする積りである。
昔ながらのお風呂屋さん、京都でも減っていく一方だが、是非頑張って営業していってもらいたいものである。
・お風呂上がりの ほてったこの身
主が水かけ またもえる・・・ゆうほ
華厳川散歩道都々逸
鈴虫寺と西芳寺の横を流れる華厳川は春は桜、秋は紅葉が川に覆いかぶさってピンク色と赤色のトンネルになる。
雨の日以外は毎日散歩している華厳川、時々猿の群れ、鹿、カワセミに出会う。
雨が少なく、人の来ないこの頃は、川の水も薄緑を帯び底まで見える。
何と言っても空気が綺麗で気持ちが良い。
杉の木が多く、倒れた木にキノコが育っている。
この景色を少しでも味わって貰おうと動画にしてみた。
・老いて散り際 花咲かねども
燃えて盛るか きはもみじ・・・ゆうほ
華厳川散歩動画
冬蛍 都々逸
嵐山華厳寺通称鈴虫寺は、朝の散歩コースである。
昨日今日と大根焚きで信者を集めているが、昨日は雨、今日はなんとか晴れて、草鞋地蔵もニッコリしているらしい。
嵐山渡月橋あたりはライトアップされて観光客を集めている。
京都市内にもLEDイルミネーションでライトアップされた所は各地にあるが、有名になりすぎると大勢の人が押しかけ交通渋滞になり中止されたりしている。
朝の散歩コース、華厳川上流の山路を登ると昨日の雨が杉の枝に水玉になり、先端でオテントウサマの光を浴びキラキラ光っている。
無数の蛍が杉の枝にとまっているような、、
・落ちて土なる そのときまでも
光るしずくに みるあなた・・・ゆうほ
北極星 都々逸
今年もあと僅か、残り少ない歳を考えると、時間が如何に大事か、又、その時間内に出来る縁が如何に大事なのかを痛切に感じる。
私は50歳の時に全てを捨てて小さな船に乗り、自由を得たが同時に孤独も合わせて得た。
孤独になると、縁を求める。
絡まる縁に嫌気がさし又孤独を、、、
人間とは堂々巡りするものらしい。
大海原では北極星(ポラリス)が自分の位置と行くべき方向を示してくれる。
はてさて、心にあるポラリスは、、
・海じゃポラリス 迷わぬけれど
探し求める しんの星・・・ゆうほ
(心 真 芯 信 新、、、、)
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