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第153番 2015年1月〜3月
釜山寄り道
当初予約していたエアーアジアがキャンセル便になり、それならばとピーチとエアーアジアで同額でペナンまで行けるルートに変更。
釜山で温泉三昧とマッコリを飲んでから行こうという魂胆である。
海雲台にあるオリンピックヨットハーバーは遊帆(UFO)が母港にしていたので、懐かしい食堂が沢山ある。
どうしても食べたいのはクッパ(牛肉煮込みスープ御飯),ジャンジャン面、参鶏湯、ミノ焼き、サンパブ等、、
短い日程では無理でマッコリだけは飲む事に。
国際市場と、その前の水産市場も懐かしい。
この市場で魚を仕入れて韓国ヨットクラブの仲間と友人兄弟の様に付き合いよく呑んだものだ。
その当時ガラガラだったハーバーも今では大型クルーザーやらヨットがぎっしり詰っている。
しかし、そこにいる人々は何だか付き合いにくい連中に成ってしまった。
ペナンへ
午後11時、寒い釜山から暖かいペナンに降りると、チャンさんが迎えにきてくれていた。
早速屋台で、焼鳥を肴にビールで乾杯。
浮家遊帆(UFO)は、エアコンは動いているので荷物だけ外に出しそのまま寝る。
翌朝、先ずは掃除。
半年の間には、かなりの強風があったのだろう、テントはボロボロ、屋根もかなり傷んでいる。
二鉢の蘭が咲いて私を迎えてくれている。
ハーバーの皆さんもやって来て久しぶりの再会を喜びあう。
昼からは剣道の練習日なので日本人学校へ。
ここでも半年ぶりの再会、手合せだが、確かに上達していて今後が楽しみである。
日本の武道剣道が海外でこんなに熱心に練習されているのが嬉しい。
夜は有志を誘ってカニヤで一杯飲み会で、帰ってくると12時近くになってしまった。
2度目の忘年会
ペナンは旧正月を祝うので、今日はペナン剣道同好会の忘年会の日である。
日本の武道でも剣道は柔道に比べてオリンピック競技でもないマイナーなスポーツである。
そのマイナーなスポーツが世界各地で根付き始めているのは大変嬉しい。
縁あってペナン剣道同好会に入り、若い人と一緒に練習できるのは心が弾む。
剣道という共通語があり言葉は無くても心が通じるというのはやっていて良かったと思うのである。
今夜も美味しい食事と酒を飲み幸せな日であった。
海賊対策
インドネシアはスマトラ島の北側アチェと、フイリッピン ミンダナオ島からカリマンタン島にある諸島が反政府ゲリラが出没する所である。
バリ島からジョホーバルまでの海域は、反政府ゲリラの組織だった海賊は少ないと思っている。
それでも漁師の俄か海賊、アルバイト海賊が襲ってくる可能性はある。
銃器は持っていないと思うがナイフ等刃物は用意していることだろう。
海に放り込まれると証拠は残らない。
15年程前、フイリピンの沖合で夜中に2隻のボートに挟まれそうになり遊帆(UFO)で体当りを試み相手のアウトリガーを壊しに舵を切りながら半時間程やりあったことがある。
その時は包丁、金槌、ドライバーを足元に用意し乗り込まれたら投げつける積りでいた。
今回は船外機にガソリンが必要なのでペットボトルか瓶に詰めて用意しておき、いざとなれば火炎瓶として投げつける事にしようか等と考えている。
海外に行く船の装備は船検で、「散弾銃とバズーカ砲装備の事、確かな場所に保管しその責任は船長が取る」と世界中に公表してくれれば日本国旗を揚げて航行できるのにと思う。
冗談とやけくそ気味の案だが、別に実際に装備しなくても効果はありそうである。
危険な事をしなければよいだろうと言われそうだが、今後、海外旅行中の日本人が狙われる可能性が高くなるというのは数年前に私は予想していた。
パック旅行だからと言って安心は出来ない纏めて大勢の人質を取れるからである。
フイリピンのパラワン島ポートプリンセスの高級リゾートが襲われ宿泊客大勢人質に取られる事件が起きている。
下記の資料は海賊被害である。
かめ&ゆきさん 浮家遊帆(UFO)へ
かめ&ゆきさんはクアラルンプールからパンコール島等を観光し遊帆(UFO)ゲストハウスに到着。
例の中華系飲み友達とM夫妻、剣道のK先生とカニヤでパーテイ。
話はあちらこちら飛ぶが、カジノ船の話になると、カニヤのオヤジの目が光る。
「店があるから無理だろう?」
「イヤ、息子が二人帰っているからダイジョウブ!」
という事で、月曜日に乗ることに話はまとまる。
今朝は最近見つけた本格的香港味の飲茶屋へ。
ここは小籠包が安くて旨い。
全部で10品位食べただろうか、料金は32リンギット(約1,000円)であった。
赤点がノンビリ号アンカーを降ろしている所
遊帆(UFO)の屋根張り替え
5年前位に作った屋根もさすがにボロボロになってきたので、思い切って取替える事にした。
ハーバー長屋の連中は、
「日頃、何もしないのに、めずらしい」
と言う感じで見に来るので、
「2階を作ってカフェ遊帆(UFO)オープンするからな」
といっておく。
先ずは取り外すのが大変なのと、暑い中、そのゴミを運ぶのに息が切れる。
何とか綺麗になって、近くの五金屋(金物建材販売店)へ行き材木とドリルを注文。
ドリルはどこに置いたのかいくら探しても見つからない。
仕事をするより探し物をしている時間の方がながいのである。
材木で基礎の枠組みをするのだが、太陽のきつくない午前中しかできない。
一人だと段取りが悪いとどうにもならなくなる。
まあ、何とか格好がついた所で、屋根を注文に行く。
届くのは今週金曜日らしい。
どうやってトタン屋根板12ftを上げるかまだ考え中、、、
土曜日は桟橋で剣道同好会とその縁者を集めてのパーテイを企画したら、参加希望者30人位になってしまった。
太巻20本 焼肉、串カツ、ポテトサラダ、、、
まあ、屋根もパーテイも何とかなるだろう。
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