トップページに 目次に 前のページ(第143番)へ 嵐山にて 2013年7月 華厳川のゴミ 久しぶりの華厳川の散歩だが、河原にはバーベキューの紙食器、ペットボトル、網等をそのまますてている。 この綺麗な川も段々と知られて、汚れていくのは情けない。 土、日曜日だけでも、ゴミ拾いでもしようか。 台風4号近づく 4月後半から約2カ月のクルージングの最終上陸地はオーストラリア、ケアンズであった。 港はグレートバリアリーフの内側、川の上流にヨットハーバーがあった。 夜明け前、滑走路のように青赤灯の並んだ航路を進み、最終ハーバーに入りポンツーンに着岸するのだが、スタボーエンジンがスターターの故障で動かない。 一機掛けエンジンでも我遊帆(UFO)よりは、操船しやすく無事着岸。 着岸し暫く経って夜が明けてきた。 ハーバー事務所の係員が来て、税関イミグレ検疫に連絡を取ってくれる。 総勢7人と麻薬犬1匹が来て、徹底調査&食品破棄(検疫代3万円)、一応無事終了。 ハーバー内に係留するのは38ftカタマランで月に15万円程掛かりそうであった。 町はシドニーと違い、こじんまりとした自然の多い観光都市という印象である。 スーパーマーケットにいくと、品数の豊富さに思わず豊かな気分になる。 フイージー、バヌアツのスーパーで慣れていた私故である。 砂浜をしきつめたプールの周りは木陰があり、多くの人が泳いだり寝転んだりしているが、ここは無料施設であった。 今回、香港ースービックとフイジーバヌアツケアンズと約2000マイルのクルージング中、常に3m程の波はあったものの、そんなに荒れる事無く航海を無事終える事ができた。 天候がめまぐるしく変わる日本では、考えられない航海であった。 今も台風4号が近づいてきているとの事、ヨットオーナーは避難、対策に大変な事でしょう。 そうめん流しが、、 夏は恒例のいっちゃんの山で竹を割ってのそうめん流し。 100m程山の上の横に小さな山水が流れているので、そこで床を作り足を冷たい水につけながら、まずはすき焼きを始める。 山水は甘く美味しく冷たい。 肉を焼き野菜を入れ話しながら食べると、そうめん流しまでいかない。 年寄りばかりなので、思ったほど食べなくなっている。 ヨッシーさんは、すいかの差し入れ、私は、自家製干し柿羊羹と、そばぼうろ。 私の2品は家で人気が無く誰も口にしないものである。 「なかなか、いけるやんか。」 と、気づかい一杯の褒め言葉を頂き調子に乗って、 「来年もつくるわ。」 「羊羹になる前の干し柿だけの時に、チョウーダイ!」 やっぱりな、、、 海の縁 今週は、関西のヨットマンが伊豆ヨットマンの所でクルージングのお世話になっている筈である。 数年前、淡路島の富島港で、オザ坊、Hootaさんと出逢ったのが始めてだった。 私は、各地のヨットマンを繋いで、互いのロケーションを利用してクルージングしあうというアイデアはどうかと、相談を持ちかけた。 その後、オザ坊会長は精力的に動き回り、或いは遊びまわりながら、気難しいヨットマンオヤジ達を攻略しまとめていってくれたのである。 時間のあまりとれない日本のヨットマン、回航している時間もとれないのなら、そのロケーションにある船に乗り遊び、縁をつないでいくというのは魅力的に思ったのである。 こうして、互いに世話になりながら、感謝しその感謝をお返しながら人の縁が拡がっていく。 何て素晴らしい事だろう。 海の上、船の上での遊びは、遠慮も、上下もない無垢な子供同士の様な遊び仲間でありたい。 この遊び仲間達が、いつまでも仲良く遊んでいく関係であってほしいと思うのであった。 阿波踊りとヨットマン大宴会 「瀬戸内海ヨットで遊ぼう会」のイベント参加し、初めての阿波踊りをトライ。 中腰になり踊るのは、腰の為に良いような悪いような、、 阿波踊りのリズムと雰囲気は、心をウキウキさせ、見ているだけでは済まない気になってくる。 徳島の皆さんの、「もてなしと気づかい」に、感謝するばかり。 夜の大宴会も、各地ヨットマンが多数参加され「瀬戸内海ヨットで遊ぼう会」も益々大きく拡がり楽しみな事である。 オザ坊会長&徳島の皆さん、ご苦労様です&感謝! ヨッシーさん愛艇試乗 琵琶湖でどっぽ~んのイベントを中止して、ヨッシーさんの愛艇試乗に変更する。 琵琶湖ヨット仲間京子さんとH旦那の4人で中国縦貫道路を走り網干の兵庫県立ハーバー到着。 ここは全てポンツーンに槍付け係留で、150艇分は有りそう。 未だ随分と空きスペースがある。 電気水道は無いが係留費は安いし、クルージングロケーションが良い。 瀬戸内家島諸島まで10マイルもないだろう。 荷物を積み込み艇のエンジンを点検。 エンジンルームは前後からメンテナンス出来る構造になっている。 ヤンマー2気筒エンジンで錆も油洩れも、水洩れも無い。 オルタネータVベルトが弛いのでテンションをかける。 リカットしたジブセールをファーラーにセットするが、フォアステイが弛い。 エンジンを掛け、男鹿島をめざす。 機走しだすとスクリュウがゴロゴロと回転する音が聞こえる。 ヨッシーさんに訊くと遠心力で開くフォールデイングペラとの事、海草、釣糸、ビニール袋等巻き込まない様に注意が必要だ。 2時間程で男鹿島の港が見え3ヵ所程桟橋が見える。 中村荘に昼食予約をしてあるそうで、ヨッシーさんが電話をすると店の人が出てきて舫いロープを取ってくれた。 今回予約している男鹿定食(2500円/人)を休憩室(1000円/人)食べたのだが、食堂で1品ずつ料理注文も、海鮮バーベキューも出来るようであった。 満腹になったところでゴロリと昼寝しハーバーに帰ってきた。 後始末しデッキも海水で洗い流したのだが、出来ればエンジンも真水で洗いたい。 冷却水の給水側に切り替えコックを付けそこからバケツ1杯程吸い込み真水で洗えば塩気は抜ける。 京都からだとハーバーまでの往復時間が掛かるので、次回からは、少なくとも船中1泊位にしようと合意。 先ずは瀬戸内海で遊び、関門海峡をこえ日本海へ、、、 夢は大きく膨らむのであった。 次のページ(第145番)へ