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           第140番 ペナンープーケット珍道中クルージングスタート!   2013年2月

1日目

今日は、ボブさんが一人東京からペナンに到着予定。

朝9:00 バイクでペナン空港へ向かう。

もし、荷物が少なければバイクの後ろで、多ければタクシーでという段取りで空港出口付近で待つ。

30分しても出てこない。

「おかしいな? 乗り継ぎに乗り遅れたかな?」

と、思っていると、違う出口から出てきた。

荷物があると違うほうから出てくるのを忘れていたが、そこは光る頭が目印の為、無事ランデブー成功、ハーバーへ。

荷物を入れ、一息ついた所で、ミニ号オーナーから電話があり、昼を一緒に食べようとの事。

簡単にカニ屋でワンタン麺にした。

ボブさんも気にいった様子。

帰りに、冷凍肉を買いに行くが結局Bレグ参加の方から、バーベキューして欲しいとの連絡が無いので、Aレグ人数x200gx3回バーベキュー分約7Kgsを買い冷凍庫に保管する。

ボブさんも個人テントとビーチ靴が欲しいという事で、スーパージャイアンツへ出かけ、同じく頼まれているビーチ靴2足と夏用シェラフを買い足す。

船に戻り、体を洗うが、俄かに天気が悪くなってきた。

前線の通過で風が吹き雨が来て雷が鳴る。

半時間程大荒れの天気になる。

昨日まで、雨が全然降らない、いい天気だったのに、今週は夕方にはこの様な天気が続くだろう。

今回のクルージング参加メンバーに嵐を呼ぶ男がいるのか?

うん? 私じゃないよ?

ーーーーー

夕方、ボブさんをバイクに乗せて屋台へ。

ペナン名物料理肉骨茶(パクテー)を食べに行く。

この料理はぶつ切りの豚あばら肉や内臓を、漢方薬に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理で、一般的には土鍋に入っている。

レタスは出汁で湯どうしし、豚の皮の引いたものをかけたものがつきだしとして出てくる。

きのこ類、湯葉、厚揚げや油条(中国式の揚げパン)なども入っていて、ニンニクとトウガラシを入れ、ヤムライス(芋ご飯)に汁と肉類をかけながら食べる。

お腹一杯になって二人でRM30(約1000円)。

ボブさん、曰く

「安くて旨いですね!」

ミニ号に帰りウイスキーの水割りを飲みながら、夜がふけるまで喋るのであった。

明日からは、関西系、こんなに落ち着いて喋れなくなるだろう。


ペナンープーケットクルージング


ペナンープーケットクルージングも3月5日ミニ号をホームポートに戻し、エルミタさんも帰国、全て終了しました。
下記に出来事だけ記録しておきます。

写真はウエポンさんオザ坊会長から
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2月4日
9:00 ボブさんペナン空港着、私はバイクで先導しながらタクシーでジャバタンハーバーへ戻る。
19:00 夕食はペナン料理パクテー(肉骨茶)豚肉と薬草を煮込みとレタスの出汁で湯がいたものと芋飯。

2月5日
9:00 ボブさんとバイク二人乗りで関西組出迎。
大きな荷物を持ってバラバラに出てくる間に12名乗りレンタカーを借りる。
11:00 H田さんも羽田から到着。
12:00 昼食は客家麺。
宿泊場所はミニ号5人 ハリマオー2人 チャンさんの船3人 遊帆(UFO)2人
15:00 ミニ号オーナーA氏による船内、各所の使用方法、注意点、保管場所の説明。
皆さん、あまり聞いている様子なし。
その間、出港準備に向けアンカー積み替え、テンダー積み替え等する。
19:00 夕食海鮮料理(海尾)



2月6日
9:00 朝食は点心の家で飲茶
10:00 ハーバーマスター、イミグレーション、カスタムで出港手続き完了
ミネラルウオーター、燃料、食糧の買い出し積込みに追われる。
19:00 夕食はカニ屋



2月7日 
9:00 インド料理と焼きそば
10:00 買い出し
15:00 ジャバタンハーバーを離れる。
18:00 ペナン本船航路ブイを抜け320度でナイトセーリングに入る。



2月8日 
7:30分 ランカウイ島テラガハーバー着
始めてのアンカーリングをハーバーの外で打つ。
上陸しシャワー。
テンダーでの上陸が遠いのでアンカーの打ち直し。
ウインドラスのピンが折れていて人海戦術でアンカー揚げ、ハーバーの近い所で打ち直す。
ウインドラス修理。
ビール大量に積込み終了。
19:00 夕食イタリア料理。



2月9日
8:00 朝食後、燃料補給と水補給
14:00 タイ領ライプ島(Ko Lipe)の島の間にアンカーを降ろし、バーベキューセット、テントを浜へ運び夕食。
テント組 ウエポンさん エルミタさん H野さん 遊帆(UFO)
残りは船に戻る。



2月10日
8:30 ノクノイ島に向けアンカー揚げる。
Aオーナーの潜航板を流すがペラに捲きとられる。
テツさんの仕掛けにヒット、捌きはH野さん。
14:00 到着後、舫ブイを取り、上陸して調査。
15:00 もう少し近くのブイに変更中珊瑚に座礁。
幸いに近くにアンカーブイがあり、ロープを持って結びに行き、ウインチで巻き離れ、プーケット島へ修理に向かう



2月11日
7:00 船内100v電源(インバーター、ジェネレーター)共故障となり、海図用パソコンの電源切れ。
ジェネレーターの配線の元から繋いで何とか入港直前に海図を確認。 
ボートラグーンを目指すが入港ゲートが発見できないので、近くでアンカーを降ろしているフランス人から電話番号を訊く。
ボートラグーンとランタチャイスリップウエイの2か所で上架可能かどうか訊く。
ボートラグーンは予約満杯の為スペースが無いのでランタチャイスリップウエイへ向かう。
プーケットタウンの南の河口にスリップウエイのお嬢さんが手をふっているのを発見。
15:00 上架終了、高圧洗浄、ペラの釣り糸絡まり取り、修理、船底塗装を依頼。
ジェネレーター本体は問題ないが配線のどこかに問題がある為、修理は乗船中に自力でする事にした。
ミニ号は16日午後1時に海に降ろす契約で半額支払い。
その後バトンビーチ沖合に移動するが、その間16日までプーケット自由観光。
17:00 ボブさん12名乗りタクシー手配とゲストハウスの手配。
19:00 夕食プーケットタウン中心、ロビンソン横の屋台で海鮮料理。



2月12日
8:00 歩いて行けるレストランでお粥かパンハム等の食事。
9:30 幸い歩き10分位でイミグレがあり、到着申告するが、ヨット到着入国の場合は、やはりシャロン湾イミグレでしかしないとこの事。
ツクツク2台でシャロン湾へ。
ヨットで入国ヨットで出国組はクルー、ヨットで入国飛行機で出国組はパッセンジャーで申告し後はカスタムだけだが昼食の為係官不在。
全員で昼食と両替、私は再度カスタムへいき、全手続き終了。
プーケットタウンのゲストハウスは部屋が十分に無く、男同士相部屋だったので、ボブさん、テツさん H野 遊帆(UFO)はシャロン湾のゲストハウスで宿泊。
4人のシャロン組、とウエポンさんはタイスチームサウナで、汗を流しタイ式オイルマッサージで疲れを取る。
マッサージ終了後ウエポンさんはプーケットタウンのゲストハウスへ戻り、プーケットタウン組に合流したようだ。
夕食:シャロン湾組は簡単に食事、主に酒パーテイとなる。



2月13日
8:30 シャロン組は近くのタイ料理で朝食。
食事中、プーケットタウン組のエルミタリーダー、海遊人さん、ウエポンさんがタクシーで現れる。
レンタバイク2台を借り、プーケットタウン組に合流し、船の仕事の進み具合の確認(16日下架)し、半額支払い。
帰る途中でタイラーメンで昼食。
シャロン湾に戻る前にビッグCでテツさん買い物。
シャロン湾のタイスチームサウナでゆっくりし、食事に誘うがテツさんは調子が悪いようで、パス。
その為、ウエポンさんをバイクの後ろに乗せ、ラワイRawai Beach)ビーチの浜で鍋料理。




2月14日
8:30 朝食後、ラワイビーチ、ホーンテック岬、ナイハンビーチ、カタビーチ、バトンビーチへ。
相変わらずの人混みと喧騒である。
よーさん、KATAさんのゲストハウスを町から少し離れた所で予約。
プーケットタウン組の様子を見がてらゲストハウスへ行くが、ヨッシーさんしかいない様である。
皆さん、それぞれ観光を楽しんでいるようである。
19:00 シャロン湾組海岸でシャコとムール貝、海鮮鍋等を注文。



2月15日
今日からBレグ参加メンバーのうち、ポニーさん、タツちゃんが合流。
その為、シャロン湾組のボブさん、ウエポンさん、H野さん、テツさんがバトンビーチに移動。
よーさん、KATAさんもプーケットタウン組からバトンビーチに移動。
21:30 ジェットスター到着し、1時間後、タツちゃんは緊張気味で現れる。
バイクの後ろに乗せ、走っていると大きなお祭りをしている場所があり、一時停車し再度バイクを走らせるが後ろを見ると乗っていない。
「しまった!落としたか!」
と、来た道を戻りながら探すと、先程一時停車した所で立っていた。
お祭りの屋台でビーフンを注文。
再度バイクに乗りシャロン湾へ。



2月16日
ボブさんが船のメンテナンスができて今日でも降ろせるとの事。
14:00 スリップを滑り海へ戻る。
17:00 シャロン湾の舫ブイを取り係留し、私だけ上陸し、夕食を海遊人さん、H田さんに渡す。



2月17日
8:00 朝食時、ブルーファンタジーのSさんが一緒になる。
10:00 タツちゃんと私が乗り込み、舫ブイを離し、出港するが浮いたロープを絡めてしまう。
ロープを切りナイハンビーチを大回りし、バトンビーチへ入りアンカーを降ろす。
11:30 私とタツちゃんが皆さんを船まで案内するという事で上陸。
待ち合わせ時間の確認ができていなくて、10:00から待っていたとの事。
ワイワイ言いながらもツクツクに大量の荷物と人を乗せ2台で桟橋までいく。
これだけの荷物をテンダーではとても運べないので、ロングテールボートをチャーターし、やっと船に乗り込む。



12:00とりあえず出港。
シミラン諸島は遠いという事でラチャヤイ島に変更。
17:00 ラチャヤイ島でアンカーを降ろす。
酔っ艇さんの仕掛けにグルーパがかかるも、針を外す途中に逃げられる。
2匹目は吊り上げる途中にバラクーダ(オオカマス)に食われてしまう。
18:00 オザ坊 ももさん ポニーさん、タツちゃん ウエポンさん、私は上陸しテントを張るが雨の為、ずぶぬれになり、船に戻る。
ウエポンさんと私だけ濡れたテントで一晩過ごす。



2月18日
10:00 ピーピー島へ向かう途中で、酔っ艇さんがカツオ、マグロを10匹以上釣り上げ、H野さんが捌き、テツさんがタタキ、ヅケ丼を作る。
17:00 全員上陸後、ゲストハウス探し、夕食の予約。
レストランのオバサンに10匹の魚のうち、4匹を料理して貰い残りは提供。
21:00 海遊人さん エルミタさん H野さんは船、その他の人はゲストハウス。



2月19日
7;00 船の周りを見ると舫っているダイビング船が異常に接近。
海遊人さんを起こしエンジンを掛け離す。
8:30 上陸しサンドウイッチ等の朝食後、氷を買い船に戻る。
10:00 近くのピーピードンの岩の切れ目にミニ号を待ってもらい、入り江に入るが観光パワーボートの行列である。



12:00 西側の湾(デカプリオとかいう映画俳優の撮影場所のビーチ)も、観光パワーボートが満杯。
この島は、観光化されすぎ、早々にシャロン湾へ向かう。
19:00 シャロン湾桟橋に着け、殆ど全員上陸し直ぐに離れてアンカーを打つ。
サウナで潮気を抜き、食事。
船に帰る前にタイマッサージ。



2月20日
8:00 私は市場で青物とマンゴースチン、麺を仕入れ集合場所の食堂でお粥の朝食。
バラバラと集まりそれぞれ食事。
オザ坊、ももさんは買い物希望の為陸路バトンビーチへ、ボブさんボデイガードに随行。
10:00 シャロン湾をセーリングで出て、ナイハンビーチでアンカーを降ろし、塩豚チャーハンと、朝市場で買ってきた水蛸で昼食。
再度、バトンビーチの集合場所へ向かう。
17:00 バトンビーチでテールボートをチャーターし上陸。
19:00 待ち合わせ場所ロビンソンショッピングに全員集合せず、バラバラに食事し其々宿泊。



2月21日
8:00 H田さんがロングテールボートで戻る。
9:00 Bレグメンバー乗り込み、フレンチトースト朝食
10:30 プーケット西海岸をゆっくりセーリング。
11:00 岸から5マイル離れた島でシュノーケリング、小魚が寄ってくる。
オーバーナイトセーリング。



2月22日
10:00 Bレグメンバーは下船。
シャロン湾に回る。
サウナと夕食。

2月23日
9:30 イミグレ、カスタム、ハーバーマスターで出国手続き完了。
クラビーへ向かう。
15:00 奇岩で囲まれたビーチの前にアンカーを降ろす。



2月24日
小雨の中、セーリングで7ノットスピードでクラダン島へ。
島の東側なので波に叩かれる。
リゾート、ゲストハウスも一杯の為、ナイトセーリングでランカウイ島へ向かう。



2月25日
ランカウイ島のクアに有るロイヤルヨットハーバーに係留。
久しぶりの温水シャワーとプールで水浴び。
夜は中華海鮮料理にいくが、イスラム色の強いクアタウンでは営業ができなくて、中華系料理屋は引っ越しして店が無くなっている。



2月26日
レンタカーを借りて島内見学する。
テラガハーバーの近くのロープウエイ乗り場に行くが、天候が悪く運行中止となっている。
インド料理を食べ、島を大回りしてハーバーに戻る。
皆さん、寝ているだけの観光であった。

2月27日
ランカウイ島の南の島(Paya)で浮ブイを取り停泊。
魚釣りをしだすと、入れ食い状態で5〜6匹掛り刺し身にする。



2月28日
6:00 ブイを離しペナンに向かう。
15:00 ジャバタンハーバー到着。
掃除を始める。
19:00 カニ屋でA夫妻(オーナー)H夫妻(クルージング中)参加で食事。



3月1日
レンタカーを借り、朝は飲茶と紅桃麺。
イミグレ等手続きを済まし、掃除は暑すぎるので中止。
タイ寺院(淡文)のサウナとタイマッサージ2時間
夕食は蟹煮込みご飯と野菜等



3月2日
午前中だけ掃除
昼食は牛肉煮込み麺
夕食は北京ダック。



3月3日
朝食はオプションで飲茶。
昼からペナン大橋を渡り、潮州料理(マナカツオの揚げ、豆腐の揚げとネギ炒め、豆と豚肉煮込みスープ等。
夕食はカニ屋で最後の宴会。
H田さんは空港へ。



3月4日
8:00 エルミタさんを除く全員ペナン空港から出国。
夕食は小篭包と中華クレープデザート

3月5日
9:00 ミニ号オーナーAさんとストレイトキーマリーナ(Streight Quay) へ廻航し、事故、故障等、細かに報告&清算しクルージングを終える。
昼食は韓国冷麺。
エルミタさんを空港へ送る。

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今回のクルージングは私の判断ミスを多数重ね皆さんにご迷惑をお掛け致しました事を申し訳なく思っています。
しかしながら、皆さんと楽しい時間を持てた事は、貴重な宝となりました。
改めて、感謝致します。

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