第156番 キングスカップ 2015年11月〜12月
キングスカップに向かって
今年はバリ島からペナンまでの回航と、キングスカップ参加が大きなイベントである。
一度は参加してみたいキングスカップ、私はレース経験はないので、レース中は海遊人さんにお任せし、デッキのどこかで隙を見つけてプシュ〜というのが楽しみである。
しかし、参加するにはまだまだ解決しなければならない事がある。
このURLがキングスカップの公式サイト。
http://www.kingscup.com/index.cfm?ntid=1471
先ずはオンラインエントリーと参加費用の支払。
タイの入国時AIS設置チェックがあるらしい。
保険の問題もある。
船の方は、上架して船底、ペラ掃除、不必要品を降ろし、スピン、ジェネカーの装備をしなければならない。
その後、回航中の食料、水の調達。
ペナン入出港時、イミグレ、カスタム、ハーバーマスターへ、プーケットは事前にインターネットで入国申請をしシャロン湾のイミグレカスタムハーバーマスターへ行かなければならない。
15年位前、遊帆(UFO)がプーケットにアンカーを降ろしている頃はヨット天国であった。
今は、ビザ期間が1ヶ月、その後、ビザラン(ビザ更新の為近くの国境を越え再入国する事)の再ビザは2週間となり、船長は船の輸入関税分を銀行に預けなくては、船長の出国は出来なくなった。
それに今回のAIS設置である。
キングスカップに参加するクルージングヨットは、殆どの船がこの条件をクリアーするのが難しいのではと考えている。
ペナンから参加のラグーン42のオーナーもAISをクリアーする方法が無いとの事。
ヨットも難しい時代になっていくような、、、
出逢いと別れ
「出逢いと別れ」というタイトルにすると、ラブロマンスのように思えるが、この場合は色気のない汗臭い男同士のことである。
ペナンにアンカーを降ろし根が生えて10年程になる筈だが、2年前に偶然ペナンに剣道をする所があると聞いて早速入会したのである。
そこで出会ったのが、ペナンで会社の支社長をしながら、同じ頃に入会してきたKさんであった。
まだ現役の方なので、一回り程年が違うのだが、既に六段免状を持っている猛者である。
ペナンでは独身状態のふたりは、稽古が終わるとビールをプシュ〜、剣道談義を肴に又プシュ〜。
そんな彼にも転機が訪れ今月一杯で、日本に帰国ということになったのである。
ヨットマンの私は碇泊地で、出会って別れれば二度と会うことはないのは普通の事であり、それだけに出逢いを大切にしてきた。
出逢いとは本当に不思議で、長い時間の1点、広い地球上の1点で出逢うのであり、少しずれると一生出逢わない。
これからも、沢山の人との奇跡的出逢があるだろう。出来るだけ良い出逢いにしたいものである。
フイリッピンヨットマン誘拐事件
長年、一緒にクルージングしてきたissac号李&黄さん夫婦がいる。
昨日、何故か気になりメールをしたら、驚くべきニュースにビックリ仰天。
インターネットで記事を調べて下記に
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邦人女性、拉致未遂で軽傷 比のホテルで武装集団押し入る ノルウェー人ら計4人を拉致
フィリピン南部ミンダナオ島ダバオ沖のサマル島のホテルに21日深夜、武装集団が押し入り、ノルウェー人ら計4人を拉致した。関係者によると、宿泊客の日本人女性1人も一時身柄を拘束されたが脱出。
軽傷を負い、病院で治療を受けた。
警察当局などによると21日午後11時ごろ、サマル島の海岸沿いにあるリゾートホテルの船着き場に、武装集団11人がボートで乗り付けて侵入し、4人をボートで連れ去った。
日本人女性もボートに乗せられたが飛び降りて逃げた。この際に軽傷を負ったとみられる。
フィリピン南部ではイスラム過激派アブサヤフが身代金目的の拉致を繰り返しており、軍や警察は今回もアブサヤフが関与している可能性もあるとみて、武装集団の行方を追っている。
拉致されたノルウェー人はホテルの男性従業員。
カナダ人の男性宿泊客2人と、このうち1人の妻のフィリピン人1人も連れ去られた。(共同)
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この時、私の友人ではIsaac号の李&黄さん、Outstripp 号のSteeveとKazuko.と、Compass rose, 号wayn,も同じハーバーにいた。
記事に書かれている脱出した日本人女性はkazukoさんである。
幸い私の友人達5人は無事であったが、他人事とは思えない。
李さんはインドネシア津波の時も、テラガハーバーで桟橋から落ち渦に巻き込まれながらも奇跡的に助かったし、今回もすぐ隣で起きた事件だった様で、つくづく運が良い様だというメールであった。
アブサヤフが背後にいるに違いないが、ヨットマン迄狙うとは益々物騒な事になってきた。
タイキングスカップその1メンバーペナン着
11/18 午後11:30 メンバー4人、大きな荷物をカートに乗せペナン国内線ゲートから出てくる。
11/19 朝は飲茶。
満潮の頃、干上がり島に成る所まで近寄り待機、島の一部が見え始めた所でビーチング。
潮が引くのを待って、船底、ペラの貝落とし。
4時間後、再度潮が上がるのを待ちアンカーを落としている所に戻ろうとするが、エンジンが掛からない。
いくら考えても、わけが分からなくなり、マレーシアクルーに助けを頼む。
セルモーターの電気ワイヤーの外れ、と配線ミス。
夜、カニヤでパーテイ。
今回、酒呑みはウエポンさんと私位、ジュース類の方が、ビールより多いというのは初めてである。
11/20 荷物の積み下ろしのために桟橋に着け、ノンビリ号にある殆どの荷物を遊帆(UFO)へ移動、代わりに水、食料、紙食器、燃料を積み込む。
キングスカップのオンラインエントリーを済ませて、両替をしに行く。
帰りに銀行に寄るが時間外で送金不能。
夜はペナン名物肉骨茶(パクテー)
今日で出港準備は完了し、明日ペナンイミグレに行き22日朝予定通り出港である。
タイキングスカップその2 出港
11/22 ペナン大橋マラソン大会の為周辺道路封鎖され、川口さんはハーバー迄くる事ができない。
9:00 ノンビリ号は岸を離れマラソンランナーと手を振りあいながら大橋の下を通過。
10:00 川口さんをジョージタウン中華街桟橋でテンダーでピックアップ。
20:00 ランカウイ島到着するが日暮れの為、海図を信じてrebackマリーナの南側にアンカーを降ろし、上陸して夕食。
11/23 9:30 ビール&マレー経済飯を買込みアンカーを上げ、125マイルノンストップでシャロン湾を目指す。
途中スピンを揚げる練習をする。
11:24 12:00 シャロン湾の舫を取り上陸し、AIS チェック、入国手続完了。
これでひとまず安心。
コンビニでシムを買いタイでの連絡手段確保。
15:00 スチームサウナとタイマッサージ
19:00 レストランで食事
明日からは船居残りになるので、今夜はゲストハウス泊まり
タイキングスカップ その3 カタビーチへ
11/25 カタビーチでアンカーを降ろし、皆さんはゲストハウス泊まり、私ひとりがノンビリ号で留守番。
夕飯を食べ終わると満月が昇ってくる。
東からの風が気持ちが良い。
ビーチから次々に熱気球灯篭が上がりだし幻想的。
今日はロイクラトーン祭。
ラッキーな事に二度目である。
数年前タイ カンタンという町でこの祭りにであったのだが、川面を埋めるほどの灯篭流しに感動した。
今夜は、空に上がる熱灯篭でこれも幻想的だ。
プーケット島の西側にあるので東からの風で波が立たないで涼しい。
インターネットより
川の灯篭流し
タイキングスカップその4 シミラン諸島へ
11/28 0830 上陸組がシミラン諸島クルージングの為乗船。
ポート側エンジンが掛からない、川口メカニックの出番、調べた結果セルモーターリレーの配線一本の断線を発見、接続するも、気になり再度エンジンルームを開けると計器類配線が劣化しショートし煙が出ている。
エンジンストップし、ビニールテープで一本ずつ巻き再度スタート。
私の使っているPlanNav2の海図ソフトが、昨日更新され再度購入したタイランド地区の海図データのインストールに時間がかかる。
10:00 アンカーを揚げアンダマン海へ。
ジェネカー揚げる練習。
風も10ノット以上出てきたので一路シミラン諸島の一番北、ミャンマーとの国境付近のKo Surin島へ(約120マイル)
11/29 夜明けが美しい。
風も落ちたのでエンジン始動、なんか変?
スタボー側スクリューに漁網が掛かって引きずっている。
すぐにエンジンストップし漁網を取ろうとしても船上からは無理なのでできるだけ切り、エンジンとスクリューを固定したまま一機でKo Surin南側の風と波の少ない所へ向かう。
突然バウに背びれを発見。
何とイルカの群れと遭遇、船体を叩いてイルカを呼ぶ。
イルカは何度もバウネット迄で来て我々の顔を見ていく様である。
半時間もすると、イルカも飽きたのかどこかに行ってしまった。
再度、ノンビリ号を進め水深20m以内の所まで近づきアンカーが軽く着く程度にして、潜水組風向キャプテン中山と、エルミタージュさんに潜ってもらう。
スクリューに絡まっていなかった様で、すぐに一抱えの漁網を持って上がってきた。
これで、島に近づけると湾内に向かう。
アンカーを降ろす気がしないのでウロウロし、浮いているブイでも取ろうかと近づくと、スピードボートで2人組が近づいてくる。
ここから約二時間スッタモンダの始まり。
この島はナショナルパークなのでエリアに入ったら一人500BH ボートが100BH 合計4100BHの「シハラ!エイヤヤ!」。
タツちゃん交渉人と、怪しいナショナルパーク集金係の攻防。
結局支払い同意し、全員気分を悪くし散々毒づいて真っ直ぐカタビーチへ直行する事に決定。
午後6:00 タツちゃん仕掛に鰹がかかる。
早速捌いて煮付けにし、朝のおかずにする。
11/30 午前2:00 風速23ノット、フルセールの為艇速8〜9ノット。
メインセールの風を逃し気味に、ジブセールを少し巻き取る。
午前8:00 タツちゃん漁師の仕掛に前より大きな鰹がかかる。
首斬り朝右衛門の私がとどめを刺し、木下(oldboy)&メカニック川口さんたちが料理人になり、鰹のタタキにする。
焼酎とタタキ、ウ〜ム! 言うことなし。
12:00 カタビーチアンカー降ろす。
タイキングスカップその5バイクツーリング
12/1 シミラン諸島クルージングから帰った私は、海遊人、ウエポン、風向キャプテン中山さん達3人がノンビリ号に残ってくれるというので上陸し、ゲストハウス(700BH)に泊まる。
日本食材の買物の為、レンタバイク(200BH)を借り、タツちゃんを後ろに乗せ出発。
気持ちの良い風を受けながら、バトンビーチへ。
昼食はタツちゃんに選択権を渡すと、チキンバターカレー、ガーリックナン、サモサ、ウオターメロンジュースにシンハビールを注文。
チキンバターカレーは辛くなく、というより甘く濃い味でガーリックナンと良く合う。
再びバイクでパトンビーチの山道を抜けマクロマーケットへ。
ペナンより食材が豊富だが、梱包量が多すぎて麺つゆと、蕎麦だけ買って、次のショッピングモールへ。
日本食材コーナーで必要なものを買う。
洒落た店が多く、アイスクリーム、ソフトクリームに弱い私は足がそちらへ向かう。
買物も終わったので、シャロン湾へ。
途中マリンインシュランスの会社を発見。
キングスカップ中の第三者保険の件を話すが、対応がユックリ、タイ語に眠気を感じウトウト、危うく椅子から落ちそうになる。
結局、バンコック本店しか受付業務は出来ないという。
再度バイクに乗りサウナへ。
レモングラスのスチームサウナに何度も入りながらシンハビール。マッサージ担当のオバチャン3人は気持ちよさそうに昼寝中。
2匹の鶏がコケコッコ〜と起こそうと鳴くが、オバチャン達は気にしていない。
私もマッサージは諦め、次のホーンテック岬へ。
ここはアンダマン海、インド洋に面した夕日の美しい場所。
下を見下ろせばナイハンビーチが見えアンカーを降ろしたヨットが10艇程。
インドネシア沖津波のあった頃と比べ随分と少なくなったものである。
無事カタビーチに戻り上陸組を集めて夕食。
大きなドームの下の屋台で各自好きな物を取って食べるのだが、5人で10皿以上凄い量になる。
私はハイネケン大瓶2本、結局、ビールとアイスクリームとタイのゆる〜い空気があれば良いような、、、
タイキングスカップその6 練習セーリング
12/3 10:00 ビーチに上陸組集合、乗りこんで準備。
東からの風 12〜15ノット 波高30cm
アンカーを海中へ全て下ろし、エンドにブイとテンダーを結び沖だし。
メインセールをあげ、ジブを展開し、タック、ジャイブの手順の確認。
スキッパー海遊人さん、軍師ウエポンさん、バウ担当風向キャプテン中山&川口さん組、スタボーウインチ担当エルミタージュ&oldboyさん組、ポートウインチ担当タツちゃん&私という配置である。
次はジェネカー展開し、練習を繰り返す。
約1時間半練習終了の為、ビールのお許しが出る。
優勝に乾杯!
タイキングスカップその7登録
いよいよ登録が始まるが、昼まで再度練習セーリング。
登録会場はカタビーチホテル二階で、受け付けている。
事前にオンラインエントリーと、送金はしているのだが、私が金額をミスった。
一人当り5000バーツを500バーツで送ったのである。
しかし不足分を支払い、Tシャツを貰い保険も掛けたので無事出場できるようになった。
マルチハルクラスはラグーン410ミニ号、ラグーン380ロシアナショナルチームチーム,
ラグーン380,,フオンテンパジョー67,それに我がノンビリ号ラグーン380の5艇勝負のようである。
明日は公式練習レースと、艇長会議の予定。
タイキングスカップその8オープンパーテイ
午後6:00 方ビーチホテルのプールサイドでパーテイが始まった。
夕日を背にヨットが、絵になる。
長ズボン、衿つきシャツ、靴でないと入れないとの事。
しかしそこはタイの事、ゆる〜い筈。
プールの周りに各種料理、飲み物コーナーが準備されている。
生ビールがコップを置くとコップの下から湧いて出てくる仕掛け。
しかも味が良いので5杯飲んでしまった。
ワインは綺麗なお嬢さんが注いでくれるので白と赤ワインを飲む。
料理はとにかく、どれも味付けが良く、やはり、キングスカップのパーテイは良いというのを実感した。
日本チームも5チーム程参加しているようで、顔の広いウエポンは忙しそうである。
毎日ノンビリ号のワッチの私は今日今日だけ満足してゲストハウスへ。
タイキングスカップその8 レース開始
朝9:00頃、沖だしすると、タイ軍艦が2隻が待っていて整列敬礼をし観艦式が始まる。
そのまま、最初のレースは約距離25マイル5時間の島を周るコースでのレースとなった。
フアーストフイニシュしたのはラグーン410ミニ号、
ノンビリ号はDNS で7。
今夜のパーテイ会場はシャロン湾のレストランである。
今日の成績発表で次々に名前を呼ばれ壇上へ上がるのを横目で睨みながら、何とか勝つ方法は無いものかと思案。
明日は頑張ろう!
「キングスカップHPより」
N.A Minnie Norikazu Arai flags/jpn 14:40:55 04:20:55 1.204 05:14:09 1 1
N/A Star Fruit Nikolay Pismenskiy flags/rus 15:41:15 05:21:15 1.147 06:08:28 2 2
THA88 Angel Sakon Boonyo (Tia) flags/tha 16:41:26 06:21:26 1.000 06:21:26 3 3
HKG2385 NiuHuoHuo Larry Liu (Marine D&P) flags/hkg 16:11:01 05:51:01 1.147 06:42:37 4 4
NAKED ONE Arabella's Naked Dad Grant Horsfield flags/gbr 1.200 DNF 7
2323 NONBIRI Toshikatsu Yamane flags/jpn 1.147 DNF 7
タイキングスカップその9 第2レース
昨日の敗戦から、メインセールカーブがS字になっているのと、バテンがゴムで留めてあるものがあるのでこれを修理、随分とメインセールの形は良くなった。
9:30頃 スタートライン付近にマルチハルクラス6艇が集まりVHFのアナウンスでスタート。
他艇は順調にスタートするも、我がノンビリ号はノンビリとスタートライン付近でウロウロ。
5分位は遅れただろうか、やっとスタートラインを切って追いかける。
途中一艇を抜き堂々5位でフィニッシュした。
カタビーチアンカーポジションに戻り反省し船底掃除をする。
そうそう、よーさんのアドバイス、ノンビリ号に焼酎呑ますのを忘れていた。
これで明日はもっと上位に行けるだろう。
タイキングスカップその10第3レース
今日は皆さん朝からかなり気合が入ってビーチに7:00には集合、私はテンダーでピックアップに行く。
今日のコースはプーケット島南に浮かぶ島(Ko Rachayai)まで行く距離25マイルほどのコース。
スタートラインをジャストで出たノンビリ号だったが、後ろからミニ号とロシアナショナルチーム艇に抜かれる。
Ko Rachayaiのゲート迄3位で周ったノンビリ号だったが、後ろからArabellaに追い越される。
しかし、Angelと同型艇中国NiuHuoHuoには勝ったので、4位となり一応目標は達成!
カンパ〜イ!
レーテイングがあるらしく、コミッテイ発表結果はまだわからないのだが、、
タイキングスカップその12 第4レース
昨日、りょうちゃんと末田さんが到着し、フルメンバーとなる。
今日は風が無い。
コミッテイの船の辺りを2時間ウロウロ。
美女らしき方々は海へ飛び込んだり、バウで踊ったり。
ノンビリ号は見てるだけ〜。
コミッテイもコース設定に苦労しているようだが、「もう、ええ加減にスタートさせとこ!」という感じでスタート。
第4位位のスタートだが、第1ゲートは2位で通過、
ゴールまで少し風が吹いてきて3艇に抜かれる。
ゴール手前で4位になるチャンスがあったが、4位艇と約30秒差で5位でフイニッシュ。
どうやらレーテイングで4位のようである。
パーテイはカロンビーチ。
ビールは2杯、ワインに切り替え3杯。
料理はやはり美味い。
食べ過ぎ呑み過ぎかな、、、
タイキングスカップその13 最終レース
いよいよ最後のレース日となった。
東の風8〜10ノット、9:30頃スタート。
第一回頭ポイント迄、ミニ号に続き第2位で通過、次に回頭ポイント迄に、ロシア艇スターフルーツとアラベラに追いつかれる。
そこからゴール迄エンジェルに追いつかれる。
昼からも同じコースで、やはり同じ様な展開となったが、第3位となる。
最後に入賞となり、盾を貰う。
カタビーチパーテイー会場は後半土砂降りの雨。
皆さん真っ黒に日焼けしている。
とりあえず、無事故で楽しくレースを終わった。
明日朝7:00 カタビーチからシャロン湾へ移動し出国手続きを済ませ、オーバーナイトでランカウイ島テラガハーバーを目指す。
応援して頂いた皆さんに感謝いたします。
キングスカップを終えてランカウイ島へ回航
13日 7:00 カタビーチでアンカーをあげシャロン湾へ移動、出国手続きをし、プーケット最後の昼飯は各自好きなものを食べ12:00船に戻る。
ランカウイ島迄120マイル、生憎風は無く、機走だが、燃料が心配な為一機掛けにする。
14日 19:00 ランカウイ島 テラガハーバー到着、給油桟橋に着ける。
給油しようとすると、桟橋給油は故障で、ポリタンクだと、40リッターしか売れないと言う。
もし1000リッター買うなら給油できるの事。
テラガハーバーは、メガヨットが多く係留され、個人のクルージングヨットは少なくなってしまったからだろう。
マレーシアは車用軽油は免税、船用軽油は税金がかかるのでこういう事に成るらしい。
そこを頼み込んで80リッター確保、これでペナン迄は帰る事が出来る。
何だか遊帆(UFO)がアンカーを降ろしていた頃と違い、ヨッテイに難しい事を言う所になってしまった。
燃料はペナン迄の分は確保できたので、夕食を食べに行く。
ラムステーキ ブラックペッパー味、旨い。
15日 テラガハーバーを早々に離れ酒を買いにビーチへ向かう。
今日は午後9:00迄、自由行動、りょうちゃんと末田さんはレンタバイクで島を回り、タツちゃんとエルミタさんは町を歩いてまわっているようである。
私はスターバックスという所で昼寝。
今夜から明日にかけ最後の70マイル、ナイトクルージングである。
12月16日 ペナン無事到着
今日から、後始末である。
先ずアンカーの潮だし乾燥、セール補修と収納、トイレのホールデイングタンクの清掃、船内の壁と天井のカビとり拭き掃除、ギャレーの清掃、マットレス類の日干し、船体洗浄、エンジンオイルとエレメントフイルターの交換、vベルト交換、テンダーの船底掃除と、テンダーキー錆つきの為交換とエンジンオイル補充。、
この後は、オーナーのものを運び込むが、申し訳ないが細かい所まで配置場所を覚えていない。
燃料は全て満タンにする。
今回、Kオーナーの御好意により、キングスカップに参加でき、かつ、楽しみ良い思い出を作る事ができました。
本当に有難うございました。
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